個人事業主におすすめの会計ソフト3選|経理を自動化する事業用カードも解説

こんにちは。株式会社NyamoWorld代表の大村です。

確定申告の時期が近づくたびに、レシートの束を前に手が止まる。仕訳の借方・貸方がどうしても頭に入らず、結局ネットで調べながら手探りで入力する。そんな1年を繰り返している個人事業主・フリーランスの方は少なくないのではないでしょうか。手書きやエクセルでの記帳に限界を感じて、会計ソフトへの乗り換えを検討し始めた方もいるかもしれません。

個人事業主向けの会計ソフトは、やよいの青色申告 オンライン・freee会計・マネーフォワード クラウド確定申告の3社でシェアの9割超を占めています。まずこの3強のうちどれが自分に合うかを押さえておけば、選択で大きく外すことはありません。

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商品ひとことで言うと向いている人
やよいの青色申告
オンライン
シェア1位・電話サポートが手厚い電話で相談しながら進めたい人
freee会計簿記知識ゼロでもスマホで完結しやすい開業したてで簿記に自信がない人
マネーフォワード
クラウド確定申告
2,300以上のサービスと連携・乗り換えに強い複数の口座・カードを使い分けている人
セゾンプラチナ
ビジネスアメックス
決算書不要・初年度無料で始めやすい事業用カードコストを抑えて経理を自動化したい人
アメックス
ビジネスゴールド
弥生トータルプラン初年度無料特典付き弥生を使う予定があり出張・接待も多い人

この記事では、3社それぞれの料金・機能・向いている人を整理したうえで、会計ソフトの自動仕訳を最大限に活かすために欠かせない事業用クレジットカードという視点もあわせて解説します。

目次

個人事業主に会計ソフトが必要な理由

手書きやエクセルでの記帳は、慣れてしまえば費用をかけずに続けられます。それでも多くの個人事業主が会計ソフトに乗り換えるのは、コストではなく手間の問題です。

会計ソフトを導入すると、銀行口座やクレジットカードの明細を自動で取り込み、仕訳まである程度自動化できます。数字を1件ずつ転記する作業がほぼ不要になり、確定申告の直前になって1年分の領収書と格闘する事態も避けやすくなります。

実際、個人事業主のクラウド会計ソフト利用率は38.3%まで伸びており、前年から4.6ポイント増加しています。手書き・エクセル中心の運用から、確定申告のタイミングで会計ソフトに切り替える人が着実に増えている状況です。

青色申告65万円控除にはe-Tax申告か電子帳簿保存が必要

青色申告特別控除の65万円を受けるには、複式簿記による記帳と期限内申告に加えて、e-Taxによる電子申告、または優良な電子帳簿保存のどちらか一方を満たす必要があります。両方をこなす必要はなく、どちらか一つで足ります。

紙の申告書を税務署に持参・郵送する従来の方法や、優良でない電子帳簿保存のままだと、青色申告特別控除は55万円にとどまります。会計ソフトを使えば、e-Taxでの電子申告と電子帳簿保存のどちらの選択肢にも対応でき、65万円控除の要件を満たしやすくなります。

銀行・クレジットカードの自動連携で記帳の手間が激減

日々の記帳で最も時間を取られるのは、通帳やカード明細を見ながら1件ずつ入力する作業です。会計ソフトはこの部分を自動化するために作られています。

freee会計は1,000以上の金融機関・サービスと連携し、銀行口座やクレジットカードの明細を自動で取得します。マネーフォワード クラウド確定申告はさらに幅が広く、2,300以上のサービスと連携しています

やよいの青色申告 オンラインも銀行・カードの明細連携に対応していますが、公式に公開されている連携数はfreee・マネーフォワードほど具体的には示されていません。連携できるサービスの幅よりも、電話サポートを含めた手厚さで選ばれている面が大きいソフトです。

どのソフトも、連携さえ済ませてしまえば明細が自動で取り込まれ、勘定科目を当てはめるだけで記帳が完了する設計になっています。

ただし、この自動化を最大限に活かせるかどうかは、そもそも何で支払っているかにかかっています。現金払いは明細として残らないため結局は手入力が必要で、口座・カードでの支払いに寄せるほど自動化の恩恵を受けやすくなります。

簿記知識ゼロでも確定申告書まで作れる

簿記の知識がないまま確定申告に取り組むのは不安、という声は少なくありません。freee会計は、この不安に応える設計になっているソフトです。

取引ごとに表示される〇×形式の質問に答えていくだけで、複式簿記の仕訳を意識せずに確定申告書を作成できます。作成した申告書はそのまま電子申告で提出できるため、簿記用語を調べながら入力する手間がかかりません。

やよいの青色申告 オンライン、マネーフォワード クラウド確定申告も初心者向けの入力画面を用意しており、3社とも簿記の知識がなくても使えることを前提に設計されています。

インボイス制度・電子帳簿保存法にも対応している

インボイス制度や電子帳簿保存法という比較的新しい制度に対応しているかどうかも気になるところです。3社とも対応はしていますが、料金プランによって扱える範囲が違う点には注意が必要です。

ソフト消費税申告(インボイス対応)
ができるプラン
freee会計スタンダード以上(スターターは非対応)
マネーフォワード クラウド確定申告パーソナル以上(パーソナルミニは非対応)
やよいの青色申告 オンライン全プランで対応

インボイス発行事業者として消費税の申告義務がある場合、freeeのスターターやマネーフォワードのパーソナルミニといった最安プランを選ぶと、消費税申告書を作成する機能自体が使えません。すでに課税事業者になっている、またはこれから課税事業者になる予定がある場合は、この点を踏まえてプランを選ぶ必要があります。

電子帳簿保存法については、3社ともクラウド上でデータを保存する仕組みのため、対応した形での記帳・保存がしやすい設計になっています。

個人事業主向け会計ソフトのおすすめ3選

クラウド会計は、個人事業主のあいだですでにやよいの青色申告 オンライン55.4%、freee会計24.0%、マネーフォワード クラウド確定申告14.3%というシェアに落ち着いており、この3社で全体の9割超を占めています(MM総研、2025年調査)。まずこの3強を押さえておけば、選択で大きく外すことはありません。

やよいの青色申告 オンライン|シェア1位・電話サポート・低価格

弥生会計

やよいの青色申告 オンラインは、個人事業主のクラウド会計ソフトの中でシェア1位のソフトです。10年連続でシェアNo.1を維持しており、老舗としての実績があります。

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プラン通常価格(次年度以降・年額)サポート内容
セルフプラン11,800円+税Web中心のサポート(電話サポートなし)
ベーシックプラン22,800円+税セルフの内容に加え、
電話サポート(契約期間中10回まで)
トータルプラン39,600円+税ベーシックの内容に加え、
仕訳・経理・確定申告の業務相談

セルフプランとベーシックプランには初年度無料になるキャンペーンがあり、実質1年間は費用をかけずに使えます。トータルプランは初年度半額(19,800円+税)です。

最大の強みは電話サポートです。

ベーシックプラン以上を選べば、業界最大規模を掲げるカスタマーセンターに、契約期間中10回まで電話で相談できます。初めての確定申告で不安がある人、画面を見ながら操作を教わりたい人にとって心強いポイントです。

初めて確定申告に取り組む人、電話やチャットでサポートを受けながら進めたい人、価格を抑えつつ老舗の安心感を重視する人に向いています。

freee会計|簿記知識ゼロ・スマホ完結

freee会計は、簿記の知識がゼロの状態からでも使えるように設計されたソフトです。前述のとおり、〇×形式の質問に答えるだけで確定申告書まで作成できます

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プラン年払い(月あたり)年額
スターター980円/月11,760円
スタンダード1,980円/月23,760円
プレミアム3,316円/月39,800円
入力おまかせ4,150円/月49,800円

(表示価格はすべて税抜)

料金だけを見るとスターターが最安ですが、前述のとおり消費税の申告書を作成する機能はスタンダード以上でないと使えません。将来的にインボイス発行事業者として消費税を申告する見込みがあるなら、スタンダード以上を選んでおくのが無難です。

スマホでレシートを撮影するだけで金額・日付が読み取られる機能もあり、外出先や隙間時間での入力がしやすいのも特徴です。

開業したばかりで簿記に自信がない人、スマホ中心で経理を済ませたい人に向いています。一方で、簿記に慣れている人からは勘定科目を細かく調整しづらいという声もあり、複雑な仕訳をきっちり管理したい人にはやや窮屈に感じられるかもしれません。

マネーフォワード クラウド確定申告|連携数最多・乗り換えに強い

マネーフォワード クラウド確定申告は、2,300以上の金融機関・サービスと連携できる、3社の中で最も連携の幅が広いソフトです。

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プラン年払い(月あたり)年額
パーソナルミニ900円/月10,800円
パーソナル1,280円/月15,360円
パーソナルプラス2,980円/月35,760円

(表示価格はすべて税抜)

パーソナルミニは価格を抑えられる一方、前述のとおり消費税の申告書を作成する機能には対応していません。消費税の申告が必要な場合は、パーソナル以上を選ぶ必要があります。

複数の銀行口座やクレジットカードを使い分けている人ほど、連携数の多さが記帳の手間を減らします。他社の会計ソフトからの乗り換えにも対応しており、既存データを持つ事業者が移行しやすい設計です。

複数の口座・カードを併用している人、コストと連携の広さのバランスを重視する人、他社ソフトからの乗り換えを検討している人に向いています。

AMEXか、LCか、
どっちか迷ってる方は⇩

ラグジュアリーカードとアメックスの違いを比較!あなたに最適なステータスカードはどっち?

会計ソフトの選び方

3社の特徴を踏まえたうえで、自分にはどれが合うのか判断の軸を整理します。ここでは個別のソフト名を並べ直すのではなく、何を基準に選べばよいかにしぼって説明します。

簿記の知識と操作性で選ぶ

簿記の知識に自信がない、スマホだけで完結させたいという場合は、〇×形式の質問で申告書を作れるfreee会計が合います。すでに簿記の基礎が分かっている、パソコンでの入力に慣れているという場合は、やよいの青色申告 オンラインやマネーフォワード クラウド確定申告でも迷わず使えるはずです。

料金とサポート体制で選ぶ

3社とも、無条件で使い続けられる無料プランはありません。無料で試せるのは、期間限定のお試し・トライアルと、弥生のキャンペーンによる初年度無料のみです。

ソフト無料で試せる内容
freee会計無料お試し(クレジットカード登録不要)
マネーフォワード クラウド確定申告1か月間の無料トライアル
やよいの青色申告 オンライン最大2か月間の無料体験
+初年度無料キャンペーン

無料期間だけで判断せず、有料プランに切り替えたあとにかかる費用と、そこで得られる自動化・サポートを比べて考えることが大切です。電話で相談しながら進めたいならやよいの青色申告 オンラインのベーシックプラン以上、コストを抑えたいならfreeeのスターターやマネーフォワードのパーソナルミニが候補になります。

使っている銀行・カードとの連携で選ぶ

すでに使っている銀行口座やクレジットカードが会計ソフトと連携できるかどうかも、記帳の手間を左右する重要な基準です。freee会計は1,000以上、マネーフォワード クラウド確定申告は2,300以上の金融機関・サービスと連携しており、やよいの青色申告 オンラインも銀行・カードの明細連携に対応しています。

複数の口座・カードを使い分けている人は、連携数の多いマネーフォワード クラウド確定申告が有利になりやすい傾向があります。

ただし、連携先の数以上に効果を左右するのが、そもそも何で支払っているかという点です。現金払いのままでは、どれだけ連携数が多いソフトを選んでも、自動で取り込む明細自体が生まれません。

会計ソフトの自動仕訳を活かすには事業用クレジットカードが要る

ここまで見てきたとおり、会計ソフトの自動仕訳は銀行口座やクレジットカードの明細をもとに動く仕組みです。

つまり自動化の効果を最大限に引き出すには、会計ソフト選び以上に、日々の支払いをどう済ませるかが重要になります

事業用カードで払えば明細がそのまま帳簿になる

現金で支払った経費は、レシートを見ながら自分で入力するしかありません。一方、クレジットカードで支払った経費は、利用明細が会計ソフトに自動で同期され、勘定科目を当てはめるだけで記帳が完了します

利用を重ねるほどAIが勘定科目の付け方を学習し、自動で提案される仕訳の精度も上がっていきます。

経費をカードに集約すると、支払った時点で帳簿の土台ができているような状態に近づくのが、現金払いとの一番の違いです。

プライベートと分ければ確定申告の公私判別が消える

事業用の支払いとプライベートの支払いが同じカードに混在していると、確定申告の時期に1件ずつ「これは経費か私費か」を判別する作業が発生します。

事業用のカードを分けておけば、この判別作業自体がなくなります

公私が混在した状態は、税務調査で公私混同を指摘され、経費として認められないリスクにもつながります。支払いの経路を事業用カード1枚に寄せておくことは、記帳の手間を減らすだけでなく、経費として説明しやすい状態を保つことにもなります。手元の個人カードで事業の経費を立て替え続けている場合は、個人カードで経費を立て替え続けるリスクと解決策もあわせて確認しておくと、事業用カードに切り替える判断がしやすくなります。

レシート紛失による経費の計上漏れを防げる

財布の中でレシートが行方不明になり、経費に計上し損ねた経験がある人は少なくないはずです。事業用カードで支払っておけば、レシートを保管していなくても利用明細がそのまま利用記録として残ります

手入力に伴う金額の転記ミスも減らせるため、レシートを探す手間そのものから解放されるのが、カード払いに寄せる実務的なメリットです。

会計ソフトと連携できるおすすめの事業用クレジットカード2枚

セゾンプラチナビジネスアメックスとアメックスビジネスゴールドは、いずれも弥生・freeeとの連携に対応した事業用クレジットカードです。経費の支払いをこの1枚に集約すれば、利用明細が自動で会計ソフトに流れ込み、ここまで説明してきた自動化がそのまま実現します。

セゾンプラチナビジネスアメックス|決算書不要・初年度無料で始めやすい

セゾンプラチナビジネス
カード名称セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス®・カード
通称:セゾンプラチナビジネスアメックス
入会キャンペーン詳細はこちら
年会費(税込)初年度無料
2年目以降 33,000円
追加カード(税込)3,300円/枚(最大9枚)
※本カード同時申込で初年度無料
ポイント付与通常利用:1,000円=1pt(国内)/ 1,000円=2pt(海外)
SAISON MILE CLUB(年会費5,500円):1,000円=JAL10マイル(最大還元率1.125%)
入会後3ヵ月:通常の4倍(上限2,400pt)
主要特典コンシェルジュ・サービス
セゾンプレミアムレストランby招待日和
国際線手荷物宅配(往復各1個無料)
ビジネス支援サービス(弁護士紹介・会計ソフト連携等)
個人カード無料発行(2025年6月〜)
旅行傷害保険海外:最高1億円(利用付帯)
国内:最高5,000万円(自動付帯)
付帯保険ショッピング安心保険:年間最高300万円(購入後120日以内)
サイバー保険:年間最高500万円(自動付帯)
ゴルファー保険:賠償責任最高1,000万円(自動付帯)
空港ラウンジプライオリティ・パス(プレステージ会員、回数無制限)
国内主要空港+ハワイのカードラウンジ
ETCカード年会費:無料(最大5枚)

セゾンプラチナビジネスアメックスは、決算書や登記簿謄本を提出せずに申し込める事業用クレジットカードです。個人の信用情報をもとに審査されるため、法人化していないフリーランスや個人事業主でも申込対象になります(会社員や個人事業主でも作れるかどうかの詳細はこちらで解説しています)。

年会費は2年目以降33,000円(税込)で、初年度は無料です。会計ソフト(freee、弥生会計等)との連携に対応しており、利用明細を自動で取り込んで経費精算や確定申告を効率化できます。

引き落とし口座は個人名義・法人名義のどちらも選べるため、屋号付き口座を持っている場合はそちらに寄せることもできます。追加カードは最大9枚まで発行でき、複数の支払い担当者がいる場合でも経費をこのカードに集約しやすい設計です。

経費決済を集約する副次的なメリットとして、SAISON MILE CLUB(年会費5,500円)に登録すればJALマイルが最大1.125%の還元率で貯まります。SAISON MILE CLUBを使っている人の声で多いのが、交換の手間も手数料もなく自動で貯まっていくのがラクだというもの。永久不滅ポイントを手動でマイルに交換していた頃の面倒さと比べて、支払いをカードに寄せるだけでマイルが積み上がっていく手軽さを評価する声が目立ちます。

経費を支払うほどマイルという形で還ってくる感覚は、事業の支出を前向きに捉え直すきっかけにもなります。

コストを抑えて初めての事業用カードを持ちたい人、経費決済でJALマイルを貯めたい個人事業主・フリーランスに向いています。

アメックスビジネスゴールド|弥生トータルプラン初年度無料特典

アメックスビジネスゴールド

アメックスビジネスゴールド
カード名称アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カード
通称:アメックスビジネスゴールド
入会キャンペーン詳細はこちら
年会費(税込)49,500円
追加カード(税込)特典あり:13,200円
特典なし:無料(年間に一度も利用がない場合は管理手数料3,300円(税込)がかかります
ポイント付与100円=1pt
主要特典DELL優待
ビジネスダイニングコレクション by グルメクーポン
ビジネスフリーステイギフト

空港手荷物無料宅配
旅行傷害保険海外:最高1億円(利用付帯)
国内:最高5000万円(利用付帯)
空港ラウンジ国内外提携空港ラウンジ
(同伴者も1名無料)
ETCカード年会費:無料
発行手数料:無料

    アメックスビジネスゴールドは、法人・個人事業主向けに発行されるメタル製の事業用クレジットカードです。年会費は49,500円(税込)で、セゾンプラチナビジネスアメックスより本格的な事業規模を想定した設計になっています。この年会費に見合うかどうかと向いている事業者タイプは、判断基準を別記事で詳しく整理しています。

    弥生・freee・マネーツリーの会計ソフトとAPI連携でき、このうち弥生・freeeに対応する点はセゾンプラチナビジネスアメックスと共通しています。中でも際立つのが、基本カード会員が初めて弥生を申し込む場合に限り、やよいの青色申告 オンラインのトータルプランが1年目無料になる特典です。過去に弥生を利用したことがある場合や、追加カード会員は対象外になる点には注意が必要です。

    以前はfreeeとの連携にもカード会員特典がありましたが、2025年11月30日をもって終了しています。API連携そのものは継続して利用できるため、freeeを使っている場合でも明細の自動取込みは変わらず可能です。

    付帯特典としては、国内14空港とハワイの空港ラウンジを本会員と同伴者1名まで無料で利用でき、全国約200店舗が対象のビジネス・ダイニング・コレクション by グルメクーポンでは2名以上の予約で1名分の代金が無料になります。国内出張や接待の機会がある事業者にとっては、経理の効率化とあわせて活きる特典です。

    付帯特典のない追加カードは実質無料で発行できるため、経理を任せる担当者や従業員にカードを配って、経費決済を一本化することもできます。

    弥生を使う予定があり、トータルプランの手厚いサポートを無料で使いたい人、国内出張や接待の機会があってステータス性も重視したい事業者に向いています。

    2枚のうち自分に合うのはどちらか

    セゾンプラチナビジネスアメックスとアメックスビジネスゴールド、どちらも会計ソフトとの連携で経理を効率化できる点は共通しています。ここでは、それぞれがどんな事業者に向いているかを整理します。

    コストを抑えて経理効率化を始めるならセゾンプラチナビジネスアメックス

    初めて事業用クレジットカードを持つ、決算書のない状態でまず1枚試したいという場合は、セゾンプラチナビジネスアメックスが選びやすい選択肢です。初年度無料で、2年目以降の年会費も33,000円に抑えられています

    セゾンプラチナビジネス

    ステータスと弥生の初年度無料特典を活かすならアメックスビジネスゴールド

    弥生を使う予定がある、あるいはすでに使っているという場合は、アメックスビジネスゴールドを選ぶとトータルプランの初年度無料特典をそのまま活かせます。メタル製カードとしてのステータス性や、国内出張・接待で使える特典も重視したい事業者に向いています。

    アメックスビジネスゴールド


    会計ソフトの無料体験だけでまず経理の負担を減らしたいという場合は、無理に事業用カードを申し込む必要はありません。前半で紹介した会計ソフトを1つ選び、無料体験から始めるだけでも記帳の手間は大きく変わります。年会費のかかるカードを持つかどうかは、経費の決済額や事業の状況に応じて、そのあとで検討しても遅くはありません。

    年会費・特典・審査のハードルまで含めて2枚をより細かく比べたい場合は、次の記事で条件別に整理しています。

    個人事業主向け会計ソフトに関するFAQ

    今使っている会計ソフトから乗り換えることはできますか?

    はい、可能です。マネーフォワード クラウド確定申告は他社ソフトからの移行のしやすさに強みがあり、freee会計もプレミアム以上のプランではデータ移行代行(乗換代行)サービスを利用できます。既存の帳簿データを引き継ぎながら、年度の途中からでも乗り換えを検討しやすくなっています。

    スマホだけで記帳や確定申告を完結させることはできますか?

    freee会計はスマホでの完結を意識した設計です。レシートを撮影するだけで金額・日付が自動入力され、〇×形式の質問に答えるだけで申告書まで作成できます。マネーフォワード クラウド確定申告・やよいの青色申告 オンラインもスマホアプリでの取引入力に対応していますが、マネーフォワードのアプリで電子申告する場合はマイナンバーカード対応スマートフォンが必要な点に注意してください。

    会計ソフトの利用料は経費にできますか?

    はい、事業のために契約した会計ソフトの月額・年額利用料は必要経費として計上できます。勘定科目は「支払手数料」で処理するのが一般的です。事業用クレジットカードで支払っておけば、その利用料自体も明細に残るため計上漏れの心配もありません。

    マネーフォワード クラウド確定申告とセゾンプラチナビジネスアメックス・アメックスビジネスゴールドは連携できますか?

    直接のAPI連携が明記されているのは弥生・freee(アメックスはマネーツリーも)です。マネーフォワード クラウド確定申告は2,300以上の金融関連サービスと連携しており、これらのカードの利用明細もソフト側の口座登録機能で自動取得できますが、カード側からの直接API連携ではない点は押さえておくと安心です。

    追加カードを従業員に配って経費を一元管理できますか?

    はい、可能です。セゾンプラチナビジネスアメックスは追加カードを最大9枚(1枚3,300円)まで発行でき、アメックスビジネスゴールドは付帯特典なしの追加カードなら利用実績があれば実質無料で発行できます。従業員の立替払いをなくし、経費をカード1枚に集約しやすくなります。

    まとめ

    個人事業主向けの会計ソフトは、電話サポートを重視するならやよいの青色申告 オンライン、簿記知識ゼロでスマホ中心に済ませたいならfreee会計、連携数の多さとコストのバランスを重視するならマネーフォワード クラウド確定申告が候補になります。

    3社とも自動仕訳の精度を左右するのは、日々の支払いを口座・カードに寄せられているかどうかです。現金払いのままでは、せっかくの自動化を最大限に活かせません。

    事業用クレジットカードを1枚に決めて経費を集約すれば、利用明細がそのまま会計ソフトに流れ込み、公私の判別やレシートの紛失に悩まされることも減っていきます。コストを抑えて始めたいならセゾンプラチナビジネスアメックス、弥生のトータルプランを無料で使いたい・出張や接待も多いならアメックスビジネスゴールドが、それぞれの状況に合いやすいカードです。

    まずは自分に合う会計ソフトを1本選び、無料体験から始めてみてください。記帳の手間が減った実感がつかめたら、事業用カードでの経費集約もあわせて検討してみると、確定申告の負担はさらに軽くなるはずです。

    にゃも社長

    この記事は、株式会社NyamoWorld代表の大村和義(にゃも)が、実際の利用状況・公式情報・最新の制度変更をもとに随時更新しています。
    カード特典や条件は変更される可能性があるため、最新情報は必ず公式サイトもあわせてご確認ください。

    にゃも社長

    この記事は、株式会社NyamoWorld代表の大村和義(にゃも)が、実際の利用状況・公式情報・最新の制度変更をもとに随時更新しています。
    カード特典や条件は変更される可能性があるため、最新情報は必ず公式サイトもあわせてご確認ください。

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