アメックスビジネスゴールドの追加カード解説|本会員との違いは?

こんにちは。株式会社NyamoWorld代表の大村です。

アメックスビジネスゴールドの追加カードを発行しようとして、付帯特典ありと付帯特典なしのどちらを選ぶべきか迷っている方や、無料の追加カードでも費用がかかると聞いたが、どんな条件なのかと整理できないまま手が止まっている方もいるのではないでしょうか。

じつは、付帯特典ありと付帯特典なしでは年会費だけでなく、空港ラウンジ・旅行傷害保険の有無も大きく変わります

また「年会費無料」の付帯特典なし追加カードも、未使用だと管理手数料3,300円が毎年6月に請求される仕組みになっています。ここを把握しておかないと、発行後に想定外のコストが発生したり、役員が「ラウンジを使えると思っていた」と困惑するケースが起きます。

項目付帯特典あり付帯特典なし
年会費13,200円(税込)/枚無料
管理手数料なし未使用で3,300円(毎年6月)
空港ラウンジ国内14空港+ハワイ(本人+同伴1名)利用不可
旅行傷害保険海外・国内 付帯あり付帯なし
カード素材メタル製選択可プラスチック製のみ
ポイント本会員に合算本会員に合算
ビジネス・フリーステイギフト対象外(本会員のみ)対象外

(2026年4月時点)

この記事では、2タイプの違いと費用対効果、使えない特典、役員・スタッフへの最適な発行パターンを整理しています。

目次

アメックスビジネスゴールドの追加カードの概要

アメックスビジネスゴールドの追加カードは、役員や従業員に発行できるビジネスカードです。最大99枚まで発行でき、チームの規模に合わせて柔軟に対応できます。

ただし、追加カードには「付帯特典あり」と「付帯特典なし」の2タイプがあり、年会費と使える特典が大きく異なります。どちらを選ぶかによって毎年のコストと活用できる特典の範囲が変わるため、発行前にしっかり整理しておくことが重要です。

追加カードの種類:付帯特典あり(13,200円)と付帯特典なし(無料)の2タイプ

追加カードには2種類あります。

項目付帯特典あり付帯特典なし
年会費13,200円(税込)/枚無料
管理手数料なし判定期間内に未利用で3,300円(税込)/枚(毎年6月請求)
空港ラウンジ利用可(本人+同伴者1名まで無料)利用不可
旅行傷害保険付帯あり(海外・国内)付帯なし
ポイント合算本会員に合算本会員に合算
カード素材メタル製も選択可プラスチック製(標準)
他タイプへの変更ウェブから手続き可(→付帯特典なしへ)カード裏面の電話番号へ連絡が必要(→付帯特典ありへ)

2タイプの最大の違いは、空港ラウンジと旅行傷害保険の有無です。出張が多い役員・幹部には付帯特典あり、経費をまとめる目的だけなら付帯特典なしで十分なケースが多いでしょう。

発行対象・最大99枚まで発行できる仕様

追加カードを申し込めるのは18歳以上の役員または従業員です。付帯特典あり・なし・セカンド・ビジネスカードの合計で最大99枚まで発行できます。

各追加カードの利用限度額は基本カード会員が個別に設定でき、引き落とし口座も基本カードに一本化されます。タッチ決済・スマホ決済にも対応しており、日常の経費決済で使いやすい仕様です。

追加カードの種類変更について:付帯特典ありから付帯特典なしへの変更はウェブサイトから手続きできます。付帯特典なしから付帯特典ありへの変更は、カード裏面の電話番号への電話が必要です。

追加カード(付帯特典あり)はメタルカードでも発行できる

付帯特典ありの追加カードは、ゴールドとローズゴールドから選択できるメタル製での発行が可能です。プラスチック製の一般的な法人カードとは異なる質感で、接待や商談の場でもスマートに使えます。

付帯特典なしはプラスチック製のみとなります。役員・幹部には特典付きメタルカード、経費決済用のスタッフには付帯特典なしと使い分けるのが自然な運用です。

追加カードで使える特典一覧(付帯特典ありの場合)

付帯特典あり追加カードには、本会員と共通の主要旅行特典が付帯します。

国内14空港+ハワイの空港ラウンジ(本人+同伴者1名まで無料)

出張前のわずかな待ち時間を、静かな環境で有効に使えるのが空港ラウンジ特典です。追加カード(付帯特典あり)の会員は、カードと搭乗券を提示するだけで国内14空港+ハワイ(ダニエル・K・イノウエ国際空港)のラウンジを本人および同伴者1名まで無料で利用できます

対象空港は国内の主要空港を幅広く網羅しており、国内出張の多い役員・幹部にとって実用的な特典です。同伴者の2名目以降は有料(料金はラウンジ・空港によって異なります)となります。

ラウンジによって設備の内容は異なりますが、無料ドリンクサービス・Wi-Fi・デスクスペースが共通で提供されています。各空港の設備詳細や対象空港リストはアメックスの空港ラウンジ特典の詳細解説でまとめています。

手荷物無料宅配サービス(スーツケース1個・対象空港)

海外出張の出発時・帰国時に、スーツケースを自宅と空港の間で無料宅配できるサービスです。追加カード(付帯特典あり)の会員も利用できます。

無料で宅配できるのはスーツケース1個まで。対象空港は羽田(第2・第3ターミナル)・成田・関西国際空港・中部国際空港です。国内線のみの利用時は対象外です。

出発の7日前までにWEBまたは電話で事前予約が必要です。出張の多い役員であれば、重いスーツケースを当日空港に持ち込む手間を省けるメリットがあります。

旅行傷害保険の補償内容(海外・国内)

追加カード(付帯特典あり)会員には旅行傷害保険が付帯します。利用付帯のため、旅行代金を対象カードで決済した場合に補償が発生します。

海外旅行傷害保険(利用付帯)

保険種別追加カード(付帯特典あり)会員
傷害死亡/後遺障害最高5,000万円(家族 最高1,000万円)
傷害治療費用最高300万円(家族 最高200万円)
疾病治療費用最高300万円(家族 最高200万円)
賠償責任最高4,000万円(家族 最高4,000万円)
救援者費用最高400万円(家族 最高300万円)
携行品損害最高50万円(家族 最高50万円)※2026年7月1日廃止予定

携行品損害保険は2026年7月1日に廃止予定です(基本カード・追加カード共通)。

(2026年4月時点)

本会員の傷害死亡補償額(最高1億円)よりは低くなりますが、傷害治療・疾病治療・賠償責任は本会員と同額の水準です。海外出張時の補償としては十分といえます。

なお、付帯特典なしの追加カードは旅行傷害保険の補償対象外です。出張のある役員・幹部に付帯特典ありを選ぶ理由の一つです。

国内旅行傷害保険は、宿泊を伴う募集型企画旅行の代金をカード決済した場合(参加中の事故が対象)、または公共交通乗用具のチケットをカード決済した場合(搭乗中の事故が対象)に付帯します。なお、航空便遅延費用(乗継遅延・出航遅延・欠航・搭乗不能費用、1回最高2万円)はアメックスビジネスゴールド特有の特典ですが、対象は基本カード会員のみで追加カードには付帯しません

ショッピング・プロテクション(購入後90日間補償)

カードで購入した商品が購入日から90日以内に破損・盗難に遭った場合に補償されます。国内外問わず対象で、仕入れ品など事業用途での購入も補償の対象となります。

アメックスビジネスゴールド

追加カードで使えない特典(本会員のみ)

追加カードでは利用できない特典も正確に把握しておくことが大切です。知らずに追加カードを渡した役員が「使えると思っていた」というケースを防ぐためにも、事前に案内しておきましょう。

ビジネス・フリーステイ・ギフト(年間300万・500万円利用達成で宿泊コードをプレゼント)

プログラム期間(毎年1月1日〜12月31日)中に基本カードで300万円以上利用した場合に1泊、500万円以上で2泊、東急「TsugiTsugi(ツギツギ)」の全国430ヶ所以上の提携ホテルで使える無料宿泊予約コード(1泊2名、20,000円相当)がプレゼントされる特典です。

対象は基本カード会員のみで、追加カード(付帯特典あり・なしを問わず)は対象外となります。追加カード会員の利用金額は利用合計のカウントには含まれますが、宿泊コードを受け取れるのは基本カード会員だけです。

ビジネス・ダイニング・コレクション by グルメクーポン(コース1名分無料)

全国約200店舗のレストランで、所定のコースを2名以上で予約すると1名分のコース料金が無料になる接待向け特典です。本会員のみ利用できます

出張や接待が多い役員であっても、追加カードでは利用できません。この特典を接待で活用したい場合は、本会員(基本カード)での予約が必要です。

ポケットコンシェルジュ キャッシュバック(10%還元)

厳選されたレストランのオンライン予約・事前決済に対して10%のキャッシュバックが受けられる特典です(年間上限10,000円)。追加カード(付帯特典あり・なしを問わず)は対象外で、本会員(基本カード)での予約・決済のみが対象となります。

アメックス・オファーへの事前登録も必要ですが、これも基本カードで実施します。

アメックスビジネスゴールドの追加カードの年会費と費用対効果

付帯特典ありは1枚13,200円・プラチナと違い無料枠なし

アメックスビジネスゴールドの付帯特典あり追加カードは、1枚目から13,200円(税込)かかります。

アメックスビジネスプラチナでは付帯特典あり追加カードが4枚まで年会費無料(本会員年会費165,000円の中に含まれる)ですが、ビジネスゴールドにはこの無料枠がありません。付帯特典あり追加カードを複数枚発行する場合は、枚数に応じてコストが積み上がります。ビジネスプラチナとゴールドの特典・費用の詳細な比較はアメックスビジネスプラチナとゴールドの違い解説でまとめています。

役員への配布枚数と出張頻度を踏まえて、各カードの費用対効果を事前に試算しておきましょう。

付帯特典なしは年会費無料でも未使用で3,300円の管理手数料が発生する

付帯特典なしの追加カードは年会費無料ですが、判定期間内に利用実績がない場合、管理手数料3,300円(税込)が毎年6月に請求されます

「念のため全員分を発行しておく」という運用をすると、実際に使われていない追加カードからも費用が発生します。発行後に各カードの利用状況を定期的に確認する仕組みを設けると、無駄なコストを防ぎやすくなります。使う見込みがないスタッフへはそもそも発行しないという判断も有効です。

アメックスビジネスプラチナでは付帯特典なし追加カードは何枚でも管理手数料なしで無料ですが、ビジネスゴールドではこの点が異なります。ネット上の古い情報と混在しているケースもあるので注意が必要です。

付帯特典あり・なしのハイブリッド活用が経費を最適化する

出張が多い役員・幹部には付帯特典あり(13,200円/枚)、経費決済のみが目的のスタッフには付帯特典なし(無料)を発行するハイブリッド運用が、コストと特典のバランスを整えやすいアプローチです。

たとえば月に複数回の出張がある役員3名には付帯特典あり追加カードを発行し、その他のスタッフ10名には付帯特典なしを配布するイメージです。スタッフへの付帯特典なしカードは経費決済に使ってもらうことで利用実績が生まれ、管理手数料の発生も防げます。

付帯特典なし→付帯特典ありへの変更は電話が必要ですが、逆(付帯特典あり→なし)はウェブで変更できます。担当業務や出張頻度の変化に合わせて柔軟に見直せます。

経費管理・ポイント一元化のビジネスメリット

追加カードの利用ポイントはすべて本会員のポイントに合算

追加カード(付帯特典あり・なし問わず)での利用ポイントは、すべて基本カード会員のポイントに合算されます。チームの人数が増えるほど、本会員のポイントが集まりやすくなる仕組みです。

仕入れ・消耗品購入・交通費などを複数の追加カードで分担して決済することで、1枚のカードで支払うよりも速いペースでポイントが貯まります。メンバーシップ・リワード・プラス(年間参加費3,300円・税込)に登録すると、Amazon・Yahoo! JAPANなどの対象加盟店では100円で3ポイント(通常の3倍)が貯まり、さらに加速します。

利用明細・個別限度額で経費の一元管理が可能

各追加カードの利用明細は基本カードの口座にまとめられます。追加カードごとに利用限度額を設定できるため、担当業務や役職に応じた細かな管理も可能です。

弥生会計・freeeとのデータ自動連携にも対応しており、月次の仕訳作業を省力化したい法人にとっても使いやすい仕組みです。

アメックスビジネスゴールドの追加カードをお得に活用するコツ

役員・出張族には付帯特典ありメタルカード、経費決済メインのスタッフには付帯特典なし

追加カードのタイプ選びの基本は、「空港ラウンジと旅行傷害保険が必要かどうか」で判断することです。

出張のたびに空港ラウンジを利用する役員であれば、付帯特典あり(13,200円)の年会費は特典の活用によって十分に回収しやすい水準です。メタルカードでの発行も可能なため、接待・商談の場面でも違和感なく使えます。

一方、社内の経費処理担当スタッフであれば、決済機能とポイント合算だけが目的になります。付帯特典なし(無料)で十分であり、コストを抑えながら経費の一元管理ができます。ただし、使わないカードが手元に残らないよう、配布後の利用状況を確認するルールを設けておきましょう。

プライオリティ・パスや充実した追加カード特典が必要な場合はアメックスビジネスプラチナへ

アメックスビジネスゴールドの追加カードで利用できる空港ラウンジは、国内14空港+ハワイのカードラウンジに限られます。世界中の空港ラウンジに入れるプライオリティ・パスは、アメックスビジネスゴールドでは本会員・追加カードともに付帯しませんアメックスカードのプライオリティ・パス付帯カードと利用条件)。

海外出張が多く世界各国のラウンジを活用したい役員が複数いる場合は、アメックスビジネスプラチナへのアップグレードが選択肢になります。アメックスビジネスプラチナの追加カード(付帯特典あり)の会員もプライオリティ・パスに登録でき、回数無制限・無料(同伴者1名も無料)で利用できます。

また、ビジネスプラチナでは付帯特典あり追加カードが4枚まで無料のため、複数名に付帯特典ありを発行する会社ではトータルコストがビジネスゴールドを下回るケースもあります。追加カードの発行枚数と用途を軸に、どちらが自社の運用に合っているかを比較してみてください。

アメックスビジネスゴールド

アメックスビジネスゴールドの追加カードに関するFAQ

追加カードの年会費はいくらですか?

付帯特典ありは1枚13,200円(税込)、付帯特典なしは年会費無料です。ただし付帯特典なしは、判定期間内に利用がない場合に管理手数料3,300円(税込)が毎年6月に請求されます。「無料だから念のため配っておく」という運用をすると未使用のカードから費用が発生するため、発行前に使う見込みを確認しておくことが重要です。

追加カードで空港ラウンジは利用できますか?

付帯特典あり追加カードであれば利用できます。国内14空港+ハワイ(ダニエル・K・イノウエ国際空港)のラウンジを、カードと搭乗券の提示で本人および同伴者1名まで無料で利用できます。付帯特典なし追加カードは対象外です。なお、プライオリティ・パスはアメックスビジネスゴールドには本会員・追加カードともに付帯しません。

ビジネス・フリーステイ・ギフトは追加カードでも対象になりますか?

なりません。フリーステイギフト(年間300万円・500万円の利用達成で無料宿泊コード付与)は基本カード会員のみが対象です。追加カード会員の利用金額は年間利用合計のカウントに含まれますが、宿泊コードを受け取れるのは本会員だけです。事前に役員・スタッフへ案内しておくとトラブルを防げます。

追加カードで利用したポイントはどこに貯まりますか?

付帯特典あり・なしを問わず、追加カードの利用ポイントはすべて基本カード(本会員)のポイントに合算されます。追加カードの枚数が増えるほど本会員のポイントが集まりやすくなるため、複数枚のカードで決済を分担するほどポイント面でもメリットが出ます。

付帯特典なしの追加カードを発行したが使われていない。管理手数料を避けるにはどうすればよいですか?

付帯特典なし追加カードを解約するか、実際に経費決済に使ってもらうことで管理手数料の発生を防げます。付帯特典なしから付帯特典ありへの変更はカード裏面の電話番号への電話が必要ですが、付帯特典ありから付帯特典なしへの変更はウェブから手続きできます。利用実績のないカードは早めに解約を検討してください。

まとめ

アメックスビジネスゴールドの追加カードは、目的に応じた2タイプの使い分けがポイントです。

付帯特典あり付帯特典なし
年会費13,200円/枚無料(未使用で3,300円)
向いている人出張が多い役員・幹部経費決済のみのスタッフ
空港ラウンジ利用可利用不可
旅行傷害保険付帯あり付帯なし

追加カードの利用ポイントはすべて本会員に合算されます。一方でビジネス・フリーステイギフト、グルメクーポン、ポケットコンシェルジュは本会員のみが対象のため、追加カードを渡す前に役員・スタッフへ案内しておくと認識のズレを防げます。

出張頻度と利用目的を役員・スタッフごとに確認し、タイプを割り当ててから発行するのが失敗しにくい進め方です。まずは手元の役員リストと出張頻度を見比べるところから始めてみてください。アメックスビジネスゴールドへの新規入会を検討されている方は、アメックスビジネスゴールドの入会キャンペーン情報も合わせて確認しておくとお得です。

アメックスビジネスゴールド
にゃも社長

この記事は、株式会社NyamoWorld代表の大村和義(にゃも)が、実際の利用状況・公式情報・最新の制度変更をもとに随時更新しています。
カード特典や条件は変更される可能性があるため、最新情報は必ず公式サイトもあわせてご確認ください。

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