アメックスビジネスプラチナとゴールドの違いを完全解説!コスパを抑えた2枚持ちも提案します

こんにちは。株式会社NyamoWorld代表の大村です。

アメックスのビジネスカードを検討するとき、プラチナとゴールドの2択で迷う方は多いと思います。特典の差はなんとなく分かっていても、年会費が3倍以上違う(165,000円 vs 49,500円)となると、「プラチナにするほどの価値があるか」を判断するのは簡単ではありません。

この記事は、ビジネスカードの新規取得や乗り換えを検討している事業主・法人担当者で、「ゴールドで十分かどうか迷っている」「プラチナの年会費を正当化できるか確かめたい」という方に向けて書いています。

まず、両カードの差分を全体的にまとめます。

カテゴリー項目ビジネスプラチナビジネスゴールド
費用年会費165,000円49,500円
費用追加カード(付帯特典あり)4枚まで無料、5枚目以降13,200円/枚13,200円/枚
ポイントメンバーシップ・リワード・プラス無料初年度無料、2年目以降3,300円/年
ラウンジプライオリティ・パス無制限(追加カードも可)なし
ラウンジセンチュリオン・ラウンジあり(世界28カ所)なし
ラウンジ国内空港ラウンジあり(同伴者1名無料)あり
ホテルホテルステータス(ヒルトン・マリオット等)登録だけで自動付与なし
ホテル無料宿泊特典カード継続で自動付与年間300万円以上利用で付与
ホテルファイン・ホテル・アンド・リゾートあり(世界1,000以上)なし
ダイニングビジネス・ダイニング・コレクションありあり
ダイニングポケットコンシェルジュ CB上限年間20,000円年間10,000円
出張コンシェルジュプラチナ・セクレタリー(24時間365日)なし
出張手荷物無料宅配スーツケース2個まで無料なし
出張エアポート送迎片道無料なし
保険海外旅行傷害保険(自動付帯)最高5,000万円なし
ビジネスビジネス・バッキングプログラム年最大30,000円CBなし
ビジネストラベルクレジット更新時20,000円なし
ビジネスNIKKEI OFFICE PASS無料クーポン年間10回(継続特典)なし

記事では、ラウンジ・ホテル・ダイニング・出張サポート・ビジネス特典の各カテゴリーを表で比較しながら、「ゴールドで十分な人」と「プラチナが合理的な人」の条件を整理しています。また、プラチナの年会費は高すぎると感じる場合の選択肢として、ビジネスゴールドとセゾンプラチナ・ビジネスの2枚持ちという構成も紹介しています。

どちらを選ぶかの判断材料をすべて揃えていますので、ぜひ最後まで読んでみてください。

この記事の内容は動画でも解説しています

目次

アメックスビジネスプラチナとゴールドの基本スペックの違い

このセクションでは、年会費・追加カードの費用・ポイント制度という、カード選びの土台となる基本的なスペックを比較します。

年会費と追加カード費用の違い

年会費だけ比較すると、プラチナはゴールドの約3.3倍。差額は115,500円です。しかし、追加カードの費用まで含めて考えると、話が少し変わります。

ビジネスプラチナビジネスゴールド
本会員年会費165,000円49,500円
追加カード(付帯特典あり)4枚まで無料 / 5枚目以降13,200円/枚13,200円/枚
追加カード(付帯特典なし)無料(枚数制限なし)無料(利用なし月は管理手数料3,300円)

たとえば追加カード(付帯特典あり)を4枚使う場合、プラチナは本会員分165,000円のみ。ゴールドは49,500円+13,200円×4枚=102,300円になります。差額は62,700円まで縮まります

さらに5枚になると——プラチナは165,000円+13,200円=178,200円、ゴールドは49,500円+13,200円×5=115,500円。まだゴールドの方が安いですが、差はさらに縮まります。

「社員・スタッフ数名にカードを持たせてラウンジや保険の特典も使わせたい」という場合は、追加カードの枚数を軸に実コストを比較することが大切です。

ポイント還元率・マイル換算の違い

基本的なポイント付与率は、どちらも100円=1ポイントで共通です。

ただし、ポイントの価値を最大化する「メンバーシップ・リワード・プラス」の扱いが異なります。

ビジネスプラチナビジネスゴールド
基本付与率100円 = 1ポイント100円 = 1ポイント
メンバーシップ・リワード・プラス参加費無料初年度無料、2年目以降3,300円/年
対象加盟店での付与率(メンバーシップ・リワード・プラス加入後)100円 = 3ポイント100円 = 3ポイント
ANAへのマイル移行レート(メンバーシップ・リワード・プラス加入後)1,000ポイント → 1,000マイル(等価)1,000ポイント → 1,000マイル(等価)
ANAへのマイル移行レート(メンバーシップ・リワード・プラス未加入)2,000ポイント → 1,000マイル

メンバーシップ・リワード・プラスは、Amazon・Yahoo!ショッピング・ヨドバシカメラ・一休.com・JALなどのサービスでのポイント付与が3倍になるほか、ANAへのマイル移行レートが通常の2倍(等価)になる重要なオプションです。

ゴールドもメンバーシップ・リワード・プラスに加入すれば還元率・移行レートは同じになりますが、2年目以降は年3,300円が追加コストになります

マイル移行を重視するなら、ゴールドの年会費にはメンバーシップ・リワード・プラスの参加費3,300円を加えて比較する方が実態に即しています。

ラウンジ特典の違い

空港ラウンジ特典は、両カードの差が最も分かりやすく出るポイントのひとつです。国内主要空港のカードラウンジ利用は両カード共通ですが、海外ラウンジへのアクセスはプラチナ独自の特典です。

プライオリティ・パスへの対応(プラチナのみ)

プライオリティ・パスが付帯しているのはビジネスプラチナのみです。ビジネスゴールドにはプライオリティ・パスは付帯しません。

プライオリティ・パスは世界1,400ヶ所以上の空港VIPラウンジを利用できるサービスで、通常プレステージ会員資格の年会費は469米ドルが必要です。

ビジネスプラチナ会員は本会員・追加カード会員(付帯特典あり)ともに回数無制限・無料で利用でき、同伴者1名まで無料です。

年に数回の海外出張があるだけで、この特典だけで十分な価値が出る方も多いです。国内でもプライオリティ・パス対応ラウンジは各地にあるため、国内出張でも活用できます。

センチュリオン・ラウンジへのアクセス(プラチナのみ)

センチュリオン・ラウンジはアメリカン・エキスプレスが直営する専用ラウンジで、世界28カ所で展開しています。こちらもビジネスプラチナ限定の特典で、ビジネスゴールドは対象外です。

日本では羽田空港にラウンジがあり、同伴者2名まで無料で利用できます。

センチュリオンラウンジはアメックスが独自に運営する施設です。プライオリティ・パス対応ラウンジとは異なる質の高い環境を提供しており、渡航前の時間を落ち着いて過ごしたい方に実用的な特典です。

国内空港ラウンジの違い

国内空港のカードラウンジ利用は、両カードともに付帯しています。

ビジネスプラチナビジネスゴールド
国内空港ラウンジ利用可(同伴者1名無料)利用可
プライオリティ・パス無制限・無料(追加カードも可)なし
センチュリオン・ラウンジ利用可(世界28カ所)なし

国内のみの出張で海外渡航がほとんどない場合、ラウンジ面での差は同伴者の有無程度に収まります。ひとりでの国内出張が中心であれば、ゴールドの国内ラウンジでほぼ事足りるでしょう。

ホテル・宿泊特典の違い

ホテル関連の特典は、プラチナとゴールドの差が最も大きく現れるカテゴリーです。ステータスの自動付与という観点では、プラチナに明確なアドバンテージがあります。

ホテルステータス(ヒルトン・マリオット)の違い

ビジネスプラチナには複数のホテルチェーンの上級会員ステータスが自動付与されます。ビジネスゴールドにはホテルステータス特典はありません。

ホテルプログラムビジネスプラチナビジネスゴールド
ヒルトン・オナーズゴールドステータス(登録だけで無条件付与)なし
Marriott Bonvoyゴールドエリート会員資格(登録だけで無条件付与)なし
Seibu Prince Global Rewardsプラチナメンバー(登録だけで無条件付与)なし
Radisson RewardsPremiumステータス(登録だけで無条件付与)なし

ヒルトンのゴールドステータスやマリオットのゴールドエリートは、通常であれば年間一定回数の宿泊実績を積まなければ得られないステータスです。これらがカードを保有して登録するだけで付与されるのは、出張でこれらのホテルを利用する頻度が高い方にとって実用的な価値があります。

ステータスによって部屋のアップグレード・朝食の優遇・チェックアウト時間の延長などが受けられる場合が多いですが、実際の適用は宿泊時の空室状況や施設によって異なります。

無料宿泊券(フリーステイギフト)の違い:条件と対象ホテル

両カードに無料宿泊に関する特典がありますが、内容・条件・対象ホテルがまったく異なります。

ビジネスプラチナビジネスゴールド
特典名プレミアム フリー・ステイ・ギフトビジネス・フリー・ステイ・ギフト
付与条件カード継続(年会費支払い)で自動付与年間300万円以上利用で1泊 / 500万円以上で最大2泊
宿泊内容1泊2名まで無料(2連泊以上で2泊目に5,000円ホテルクレジット)1泊2名分(20,000円相当)
対象宿泊サービス国内対象ホテル(マリオット・ヒルトン系含む高級ホテル)東急「ツギツギ」加盟ホテル(全国430ヶ所以上)
受け取りタイミング年会費支払いから約2ヶ月後翌年1月中旬(条件達成の翌年)

最大の違いは「条件が必要かどうか」という点です。プラチナは年会費を払って継続するだけで宿泊券が自動的にもらえますが、ゴールドは年間300万円以上の利用が条件です。

ゴールドの300万円条件は月25万円ペース。経費の支払いをカードに集約している事業主であれば現実的ですが、プライベート利用のみでは届きにくい水準です。

対象ホテルの質もプラチナの方が高く、ヒルトン東京・ウェスティンなど名の知れたホテルが含まれます。ゴールドの「ツギツギ」は全国430ヶ所以上と選択肢は多いですが、ラインナップのグレード感は異なります。

ファイン・ホテル・アンド・リゾートの違い

ファイン・ホテル・アンド・リゾートはビジネスプラチナのみに付帯する特典です。ビジネスゴールドには付帯しません。

世界1,000以上の高級ホテルでの予約時に、部屋のアップグレード・朝食・早めのチェックイン・レイトチェックアウト・ウェルカムギフトなどの特典が受けられるサービスです。国際出張で高級ホテルに泊まる機会が年に数回ある場合、1泊あたりの実質的な価値は大きくなります。

ダイニング特典の違い

ビジネス・ダイニング・コレクション(両カード共通)

ビジネス・ダイニング・コレクション by グルメクーポンは、ビジネスプラチナ・ゴールドの両カードに付帯しています。全国約200店舗の対象レストランで、所定のコースを2名以上で予約すると1名分のコース料金が無料になるサービスです。接待や会食に活用しやすく、ビジネスカードならではの特典と言えます。

利用するには判定期間(4月〜9月・10月〜3月)中にカードを1回以上使うことで翌半年の利用資格を取得する仕組みです。年2回のアクティベーションが必要な点は、使い始める前に確認しておきましょう。

ポケットコンシェルジュのキャッシュバック上限の違い

ポケットコンシェルジュのキャッシュバック特典は両カードに付帯していますが、年間の上限額が異なります。

ビジネスプラチナビジネスゴールド
キャッシュバック率10%10%
年間上限20,000円10,000円
対象期間毎年1月1日〜12月31日毎年1月1日〜12月31日

ポケットコンシェルジュは、予約の難しい名店の空席情報を受け取れるレストラン予約サービスです。予約・オンライン事前決済をした場合に10%がキャッシュバックされます。なお、追加カード会員は対象外で、本会員(基本カード)での決済のみが対象です。

上限が20,000円のプラチナは、年間20万円分の対象予約まで恩恵を受けられます。ゴールドは10万円分まで。高額の接待利用が多い場合は、この上限の差が年間を通じて積み重なってきます。

旅行・出張サポートの違い

手荷物無料宅配・エアポート送迎(プラチナのみ)

手荷物無料宅配サービスとエアポート送迎サービスは、ビジネスプラチナのみに付帯しています。ビジネスゴールドにはこれらの特典はありません。

特典ビジネスプラチナビジネスゴールド
手荷物無料宅配スーツケース2個まで無料(出国時・帰国時)なし
エアポート送迎自宅〜空港 片道無料なし

手荷物宅配は、出国時は自宅から空港へ、帰国時は空港から自宅へのスーツケース配送が無料です。往復使えば通常5,000〜10,000円程度かかる費用が無料になります。海外出張の頻度が高い場合、この特典だけで年間数万円の節約になることもあります。

エアポート送迎は、海外旅行の出発・帰国時に提携タクシーで自宅〜空港間を片道無料で利用できます。深夜早朝の出発などでタクシーを使う機会が多い方には実用的です。

コンシェルジュサービスの違い

コンシェルジュサービスの有無は、両カードの大きな差のひとつです。

ビジネスプラチナビジネスゴールド
コンシェルジュプラチナ・セクレタリー・サービス(24時間365日)なし
対応内容出張・会食手配、チケット手配、海外サポート等

プラチナ・セクレタリー・サービスは、出張・会食の手配を専任スタッフに電話一本で依頼できるビジネス特化のコンシェルジュです。航空券・ホテル・レストラン・チケットの手配など幅広く対応し、国内外問わず通話料無料で24時間365日利用できます

ゴールドにはコンシェルジュは付帯していないため、各種手配は自分で行う必要があります。手配の手間を外部に委ねることの価値は人によって大きく異なりますが、経営者として時間効率を重視するなら、コンシェルジュの存在は判断材料のひとつになるでしょう。

旅行傷害保険・付帯保険の違い

旅行傷害保険は両カードに付帯していますが、補償の厚みに差があります。

ビジネスプラチナビジネスゴールド
海外旅行傷害保険(利用付帯)最高1億円最高1億円
海外旅行傷害保険(自動付帯)最高5,000万円記載なし
携行品損害年間最高100万円(免責3,000円)
ビジネス・サイバー・プロテクションありなし

プラチナは利用付帯(カード決済あり)の1億円に加え、自動付帯でも5,000万円が補償されます。カード決済なしの渡航でも保険が効くのは、緊急出張などで事前にカード決済が難しいケースでも安心です。

また、ビジネス特有のリスクに備えた「ビジネス・サイバー・プロテクション」がプラチナのみに付帯します。サイバー事故による第三者への損害賠償責任・事故対応費用を補償する保険で、法人・個人事業主にとって実用的な補償内容です。

ビジネス関連特典の違い

ビジネス・バッキング・プログラムとキャッシュバック(プラチナのみ)

ビジネス・バッキング・プログラムはビジネスプラチナのみに付帯するキャッシュバック特典です。ビジネスゴールドにはありません。

事前登録を行ったうえで、半年ごとの対象加盟店での合計利用額が20万円以上になると15,000円がキャッシュバックされます。年2期制(1〜6月・7〜12月)で、年間最大30,000円のキャッシュバックになります。

半年で20万円は月約3.3万円のペース。経費を対象加盟店で支払っている場合、条件は比較的達成しやすい水準です。年30,000円のキャッシュバックは、年会費の一部を実質的に回収できる特典として機能します。

NIKKEI OFFICE PASSとトラベルクレジットの違い

特典ビジネスプラチナビジネスゴールド
NIKKEI OFFICE PASS継続特典:年間10回分の無料クーポン付与+通常利用可通常利用可(無料クーポンなし)
トラベルクレジット更新時に20,000円分なし

NIKKEI OFFICE PASSは全国のシェアオフィス・コワーキングスペースを利用できるサービスです。ゴールドでも有料で利用できますが、プラチナは毎年の更新時に10回分の無料クーポンがもらえます。出張先でのスポット利用や、普段とは別の場所での作業時に活用できます。

トラベルクレジットはプラチナのみの特典で、カード更新時に20,000円分のクレジットがアメリカン・エキスプレス・トラベル オンラインで利用できます。国内外の航空券・ホテル予約に充当できるため、出張が多い方には直接的な価値があります。前述のビジネス・バッキングプログラムの年30,000円と合わせると、年間最大50,000円を手元に戻せる計算になります。

アメックスビジネスゴールドが向いている人

アメックスビジネスゴールド

ゴールドが向いているのは、「プラチナの特典セットをフル活用できるほど出張・宿泊が多いわけではないが、アメックスのビジネスカードとしての品質は確保したい」という方です。

以下のような状況があてはまる場合、ゴールドの選択は理にかなっています。

  • 出張頻度がそれほど高くなく、海外渡航はほとんどない(国内のみの出張が中心)
  • カードを持つのは自分だけ、または追加カードが1〜2枚程度で済む
  • ホテルステータスや海外ラウンジより、日常の経費管理と経理ツール連携を優先している
  • ビジネス・ダイニング・コレクションやポケットコンシェルジュ程度のダイニング特典があれば十分

年会費49,500円は、プラチナと比べてコストをコントロールしやすい水準です。また、年間300万円以上のカード利用が見込める場合は、ビジネス・フリーステイ・ギフトが付いてくるため、特典の費用対効果は上がります。経費をこのカードに集約できる事業主であれば、条件達成は現実的です。

アメックスビジネスプラチナが向いている人

アメックスビジネスプラチナ

プラチナが向いているのは、「特典の多くがすでに自分の仕事・出張の動線上にある」方です。「これからプラチナの特典を使うために行動を変えよう」という発想では、年会費165,000円を正当化するのは難しくなります。

以下のような状況があてはまる場合、プラチナの特典は自然と活きてきます。

  • 海外出張が年に数回あり、プライオリティ・パスやセンチュリオン・ラウンジを使う機会が生まれる
  • 社員・スタッフに4枚程度のカードを持たせたい(追加4枚無料のメリットが活きる)
  • ヒルトンやマリオットのホテルに出張でよく宿泊する(ステータス優遇が実益になる)
  • 出張手配の手間を減らしたく、コンシェルジュを実際に使いそう
  • 手荷物宅配・エアポート送迎など、移動コストの削減が直接的な経費削減になる

プレミアム フリー・ステイ・ギフト(継続で自動付与)、トラベルクレジット(更新時20,000円)、ビジネス・バッキングプログラム(年最大30,000円)を組み合わせると、それだけで年間50,000円以上の価値になります。ここに手荷物宅配・ラウンジ・ホテルステータスの価値を加算していくと、年会費165,000円との差は縮まっていきます。

迷いがある場合は、直近1年間の出張・宿泊・空港利用の実績を振り返ってみることをすすめます。プラチナの特典が「今すでに繰り返していること」に重なるほど、その価値は確定的になっていきます。

プライオリティ・パスとコンシェルジュが欲しいが、年会費165,000円は高い場合の選択肢

ビジネスプラチナの年会費が高すぎると感じる方に向けて、もうひとつの選択肢として「アメックスビジネスゴールド+セゾンプラチナ・ビジネス・アメックスの2枚持ち」という構成を紹介します。

ビジネスゴールドではカバーできないプライオリティ・パスとコンシェルジュを、セゾンプラチナ・ビジネスで補完するという考え方です。

年会費の比較

年会費(税込)
アメックスビジネスプラチナ(1枚)165,000円
アメックスビジネスゴールド+セゾンプラチナ・ビジネス(2枚)49,500円+33,000円=82,500円

2枚合計でも82,500円と、ビジネスプラチナ1枚より82,500円安くなります

セゾンプラチナ・ビジネスで補えるもの

セゾンプラチナ・ビジネス・アメックス(年会費33,000円、初年度無料)には、ビジネスプラチナの2大特典に相当するものが揃っています。

特典セゾンプラチナ・ビジネスの内容
プライオリティ・パスプレステージ会員(通常年会費469米ドル相当)が無料付帯。世界1,700ヶ所以上、利用回数無制限
コンシェルジュ24時間365日対応。電話・メール・チャットの3チャネル対応
国際線手荷物宅配往復各スーツケース1個まで無料
ダイニング優待国内外約240店舗で2名以上利用時1名分無料(招待日和)

プライオリティ・パスはビジネスプラチナと同じプレステージ会員資格で、利用回数・対象ラウンジの条件に差はありません。セゾンプラチナ・ビジネスのコンシェルジュもチャット対応が加わった24時間365日サービスで、出張・会食手配の依頼は同様に可能です。

この組み合わせで補えないもの

2枚持ちでカバーできない部分も正直に挙げておきます。

特典ビジネスプラチナのみ
センチュリオン・ラウンジなし(プライオリティ・パス対応ラウンジのみ)
ホテルステータス自動付与(ヒルトン・マリオット等)なし
プレミアム フリー・ステイ・ギフト(継続で自動付与)なし
ファイン・ホテル・アンド・リゾートなし
トラベルクレジット(更新時20,000円)なし
ビジネス・バッキングプログラム(年最大30,000円 CB)なし
エアポート送迎なし
追加カード4枚まで無料セゾンは追加カード3,300円/枚

ホテルステータスの自動付与やフリーステイギフトの恩恵を重視する場合は、この組み合わせでは代替になりません。センチュリオン・ラウンジも利用できないため、ラウンジの質にこだわる方には物足りなさを感じる場面もあるでしょう。

どんな人にこの組み合わせが向いているか

「プライオリティ・パスとコンシェルジュが目的で、ホテルステータスや継続特典にはそれほど価値を感じない」という場合に、この2枚持ちは合理的な選択肢になります。

年会費の差額82,500円は決して小さくありません。プラチナの追加特典(フリーステイ・トラベルクレジット・バッキングプログラム等)を使いこなせる確信がなければ、コストを抑えながら主要な特典だけを取りに行くこの構成も現実的な判断です。

セゾンプラチナビジネス

アメックスビジネスプラチナとゴールドの違いに関するFAQ

アメックスビジネスプラチナとゴールドの一番大きな違いは何ですか?

年会費の差(165,000円 vs 49,500円)に加え、プライオリティ・パス・ホテルステータス(ヒルトン・マリオット等)・コンシェルジュの有無が主な違いです。ビジネス・ダイニング・コレクションやポケットコンシェルジュなど、両カード共通の特典もあります。

アメックスビジネスプラチナの年会費165,000円は元が取れますか?

利用スタイル次第です。プレミアム フリー・ステイ・ギフト(継続で自動付与)、トラベルクレジット(更新時20,000円)、ビジネス・バッキングプログラム(年最大30,000円)を組み合わせると年間50,000円以上が戻ります。さらに手荷物宅配・ホテルステータス・ラウンジを活用できる出張スタイルであれば、年会費差は実質的にさらに縮まります。

追加カードを複数枚使いたい場合、どちらが得になりますか?

追加カード(付帯特典あり)が4枚以内ならプラチナが有利です。プラチナは追加費用ゼロで4枚発行できますが、ゴールドは1枚13,200円かかるため4枚発行すると合計102,300円になります。5枚目以降はプラチナでも13,200円/枚の費用が生じるため、枚数が増えるほど差は縮まります。

ビジネスゴールドにプライオリティ・パスとコンシェルジュを加えることはできますか?

ビジネスゴールドに直接追加する方法はありません。ただし、セゾンプラチナ・ビジネス・アメックス(年会費33,000円、初年度無料)と2枚持ちにすることで、無制限のプライオリティ・パスと24時間365日のコンシェルジュをカバーできます。2枚合計82,500円と、ビジネスプラチナ1枚(165,000円)より82,500円安く抑えられます。

ゴールドのフリーステイギフトは毎年もらえますか?

毎年自動でもらえるわけではありません。プログラム期間(1月〜12月)中の利用金額が年間300万円以上で1泊分、500万円以上で最大2泊分が翌年1月に付与されます。プラチナのプレミアム フリー・ステイ・ギフトはカードを継続するだけで自動付与のため、条件の有無が大きな違いです。

まとめ

アメックスビジネスプラチナとゴールドは、同じアメックスブランドのビジネスカードでありながら、年会費と特典内容に大きな差があります。どちらを選ぶかは、年会費の差額分に見合う特典を実際に使えるかどうかが判断の軸になります。

ビジネスプラチナビジネスゴールド
年会費165,000円49,500円
プライオリティ・パス・コンシェルジュありなし
ホテルステータス(ヒルトン・マリオット)自動付与なし
無料宿泊特典継続で自動付与年間300万円以上利用が条件
追加カード(付帯特典あり)4枚まで無料13,200円/枚

ゴールドが向いているのは、国内出張が中心でホテルステータスや海外ラウンジより日常の経費管理を重視する方です。プラチナが向いているのは、海外出張・ホテル宿泊・複数の追加カード利用が多く、特典の多くが今の行動の動線上にある方です。

プラチナの年会費は高すぎると感じるが、プライオリティ・パスとコンシェルジュは使いたいという場合には、ビジネスゴールド+セゾンプラチナ・ビジネスの2枚持ち(合計82,500円)という構成も選択肢のひとつです。

まず直近1年の出張・宿泊・空港利用の実績を振り返り、プラチナの特典が今すでに活用できるかどうかを確かめることが、後悔しない選択への一歩です。


にゃも社長

この記事は、株式会社NyamoWorld代表の大村和義(にゃも)が、実際の利用状況・公式情報・最新の制度変更をもとに随時更新しています。
カード特典や条件は変更される可能性があるため、最新情報は必ず公式サイトもあわせてご確認ください。

にゃも社長

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カード特典や条件は変更される可能性があるため、最新情報は必ず公式サイトもあわせてご確認ください。

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