マリオットアメックスプレミアムの入会キャンペーン|スペックと付帯特典も徹底解説

マリオットアメックス・プレミアム

マリオットアメックスプレミアム
カード名称Marriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カード
通称:マリオットアメックスプレミアム
国際ブランドAmerican Express
年会費(税込)82,500円
家族カード(税込)1枚目無料
2枚目以降 41,250円
ポイント付与日常利用:100円=3pt
マリオット利用:100円=6pt
付与ステータスマリオット・ゴールドエリート:無条件付与
マリオット・プラチナエリート:年間500万円以上の利用
継続特典無料宿泊特典1泊1室分
条件:年間400万円以上の利用&カード継続
旅行傷害保険海外:最高3,000万円(利用付帯)
国内:最高2,000万円(利用付帯)
空港ラウンジ国内主要空港+ハワイ
(同伴者も1名無料)
ETCカード年会費:永年無料
新規発行手数料:935円(税込)

目次

マリオットアメックスプレミアムの入会キャンペーン情報

現在おこなわれているマリオットアメックスプレミアムの入会キャンペーンについて解説します。

東京マリオットホテルの客室(キングベッド)

ボーナスの獲得条件

現在おこなわれている入会キャンペーンは、条件達成で最大9,5000ptがもらえるという内容になっています。

条件と受け取れるポイントの詳細は以下の通り:

条件①

入会後3ヵ月以内に30万円以上の利用で

10,000pt

※こちらは厳密には期間限定の入会キャンペーンにではなく、カードに付帯する特典です。

条件②

入会後6ヵ月以内に150万円以上の利用で

40,000pt

さらに、条件②を達成すると150万円決済の通常ポイントが45,000pt受け取れるので、合計で最大95,000ptという計算になります。

一方で、10,000ポイントは入会後3ヶ月以内に30万円へ到達することが条件です。この期限を過ぎてから合計30万円を超えても、10,000ポイントは受け取れません。

マリオットポイントの使い道は?

Marriott Bonvoyポイントの使い道として最も王道なのが、対象ホテルでのポイント宿泊です。

1泊あたりに必要なポイント数は変動制です。ホテル・客室タイプ・滞在時期によって異なり、常に更新される仕組みになっています。同じホテルでも日によって必要ポイント数は変わり、固定のカテゴリー表のようなものは現行の制度には存在しません。

ポイントだけで5連泊を1回の予約にまとめると、必要ポイント数が最も低い1泊分が無料になる「4泊分で5泊滞在特典」も利用できます(スタンダードルーム限定)。

貯まったポイントは、マイルへの移行にも使えます。3ポイントにつき1マイルのレートで交換でき、60,000ポイントごとに5,000ボーナスマイル(ユナイテッド航空の場合は10,000ボーナスマイル)が加算されます。

入会キャンペーンの終了時期

入会キャンペーンの終了時期は公表されていません。内容が更新されるタイミングは事前に予告されない形で訪れるため、いま提示されている条件を基準に検討するのが現実的です。

入会キャンペーンの注意点

入会キャンペーンを確実に受け取るために、事前に知っておきたい注意点を整理します。

申し込み前に確認しておくこと

申し込みフォームは、新規カード申し込み専用です。すでに同じ種類のカード(マリオットアメックスプレミアム)を保有している場合、この新規フォームからの申し込みは切り替えとして扱われず、自動的に取消となります。切り替えを希望する場合は、専用の切り替えページから手続きする必要があります。

申し込みにあたっては、事前にMarriott Bonvoy会員番号が必要です。すでに会員番号を持っている場合はそのまま利用でき、持っていない場合は新規取得したうえで申し込みます。

ネット上の紹介リンクからの申し込みは避ける

「紹介リンク経由の方がお得なのでは」と考える方もいるかもしれません。この点については、アメックスのご紹介プログラム利用規約を確認しておく価値があります。

規約第8条では、不特定多数が閲覧できる環境に紹介URLを公開する行為、およびブログ・SNSへの掲載など不特定多数が閲覧できる方法でこのプログラムを宣伝する行為が明確に禁止されています。集客のための広告出稿や、紹介URLをオークション・販売サイトに出品する行為も同様に禁止対象です。違反があった場合、紹介特典の取消に加え、保有するカードすべてでこのプログラムの利用契約が終了する可能性もある規定です。

一方で、紹介URLを家族・友人・知人などお互いに連絡が取れる相手に、メールやLINEなどで個別に伝えること自体は規約に沿った方法です。問題になるのは、面識のない不特定多数に向けてリンクを公開・拡散する形での宣伝になります。

なお、規約が定める適用範囲は「アメックスと紹介者」であり、申し込む側(被紹介者)を直接罰する規定はありません。ただし、規約に反する経路を通じた紹介の場合、紹介特典自体が取消・一時停止の対象になる可能性があります。マリオットアメックス(通常版・プレミアムとも)はこのご紹介プログラムの対象カードです。

もちろん、このページ内に掲載しているリンクは公に誰もが利用できるものなのでご安心ください。

マリオットアメックスプレミアム

入会後6ヶ月で150万円を達成するには

6ヵ月で150万円という金額は、月あたりに換算すると約25万円のペースです。

支払いを集約する

すでに発生している固定費や日常の支払いを、マリオットアメックスプレミアムに寄せていくのが最初の一歩です。公共料金・通信費・サブスクリプションなど、支払い先の変更ができるものから着手すると進めやすくなります。

サービスによっては、支払先の変更が反映されるまでにタイムラグがある場合もあるため、余裕を持って手続きしておきましょう。

ポイントが目減りする支払いに注意

通常ポイントの還元率は、支払い先によって変わります。特に注意したいのが、還元率が大きく下がる区分です。

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区分還元率主な対象
通常100円=3ポイント
(実質3%)
上記以外の一般的な支払い
低還元200円=1ポイント
(実質約0.5%)
電力・ガス・水道などの公共料金
国税・地方税(ふるさと納税を含む)
Amazon Payやd払い・楽天ペイのコード決済分
医療機関
ガソリンスタンド
ETC・高速道路など
加算対象外0ポイント楽天Edyやモバイル系電子マネーなどの決済サービスへのチャージ(ふるなびマネーを含む)
寄付団体への寄付
事業用として登録された加盟店での支払い
NHK受信料
年間300万円を超える国税の支払いなど

ふるさと納税は「加算対象外」ではなく「200円=1ポイント」の区分にあたります。通常の還元率100円=3ポイントの約6分の1に相当するため、150万円をすべてふるさと納税で埋めた場合、通常ポイントは45,000ポイントではなく7,500ポイント程度まで下がる計算になります。ふるなびマネーなどの決済サービスへのチャージはさらに還元率が下がり、加算対象外(0ポイント)です。

マリオットアメックスプレミアムの基本スペック

マリオットアメックスプレミアムのスペックや付帯特典を見ていきましょう。

マリオットアメックス・プレミアム

マリオットアメックスプレミアム
カード名称Marriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カード
通称:マリオットアメックスプレミアム
国際ブランドAmerican Express
年会費(税込)82,500円
家族カード(税込)1枚目無料
2枚目以降 41,250円
ポイント付与日常利用:100円=3pt
マリオット利用:100円=6pt
付与ステータスマリオット・ゴールドエリート:無条件付与
マリオット・プラチナエリート:年間500万円以上の利用
継続特典無料宿泊特典1泊1室分
条件:年間400万円以上の利用&カード継続
旅行傷害保険海外:最高3,000万円(利用付帯)
国内:最高2,000万円(利用付帯)
空港ラウンジ国内主要空港+ハワイ
(同伴者も1名無料)
ETCカード年会費:永年無料
新規発行手数料:935円(税込)

マリオットアメックスプレミアムのおもな特典

マリオットアメックスプレミアムに付帯する主要な特典を紹介します。

Marriott Bonvoyゴールドエリートの自動付与

マリオットアメックスプレミアムに入会すると、基本カード会員にMarriott Bonvoyゴールドエリートの資格が自動付与されます(家族カード会員は対象外です)。

ゴールドエリートの主な特典は、次の通りです。

  • 空室状況に応じたエンハンスドルーム(より良い部屋)へのアップグレード
  • 空室状況に応じた午後2時までのレイトチェックアウト
  • 滞在時に獲得できるポイントが通常より25%増量
  • ゴールドウェルカムギフト(250または500ポイント、ホテルのブランドにより異なる)

朝食無料はゴールドエリートの特典には含まれていません。無料の朝食が付くのはワンランク上のプラチナエリートからです。

客室アップグレードをイメージした上質なホテルの部屋

継続特典の無料宿泊1泊

マリオットアメックスプレミアムを継続すると、条件を満たした場合に無料宿泊特典が1泊分もらえます。

獲得条件は、プログラム期間中(カード入会日または切替日から1年間)に400万円(税込)以上のカード利用があり、かつカードを継続することです。継続だけでは付与されず、年400万円の決済が必須条件になります。

条件を満たすと、年会費の請求から1〜2ヶ月後を目途に、交換レート75,000ポイントまでの無料宿泊特典が発行されます。有効期限は発行から1年間で、この期間内に滞在する必要があります。対象は基本カード会員のみです。

無料宿泊が使える日の条件

「交換レート75,000ポイントまで」という表現は、ポイントの換算比率のことではなく、無料宿泊特典の額面ポイント数が75,000ポイントという意味です。宿泊希望日の必要ポイント数が75,000ポイント以下であれば、その日のスタンダードルーム1泊と交換できます。

必要ポイント数は変動制のため、同じホテルでも日によって使えたり使えなかったりします。額面を上回る日に使った場合、ポイントの差額は返ってきません。たとえば必要ポイント数が40,000ポイントの日に75,000ポイント枠の特典を使うと、差額の35,000ポイント分は戻らずに消化されます。額面が不足する場合は、保有ポイントから最大25,000ポイントまで追加することも可能です(合計最大100,000ポイントまでの宿泊に対応できます)。

対象はスタンダードルームのみで、「4泊分で5泊滞在特典」との併用はできません。また、ホーム&ヴィラ・バイ・マリオットボンヴォイと、ザ・リッツ・カールトン ヨット コレクションの2種類は、規約上この特典の対象外です。それ以外のホテルに固定の対象外リストはなく、使えるかどうかは参加ホテル(144の国と地域・30以上のブランド・約9,500軒)ごとに、その日の必要ポイント数で決まります。

Marriott Bonvoyプラチナエリートへの昇格

マリオットアメックスプレミアムを保有しているだけではプラチナエリートにはなりません。プログラム期間中(毎年1月1日〜12月31日の集計)に年間500万円以上のカード利用があった場合に、ゴールドエリートからプラチナエリートへ昇格する仕組みです。対象は基本カード会員のみですが、家族カードの利用分は合算されます。

ゴールドエリートとプラチナエリートの特典の違いは、以下の通りです。

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特典内容ゴールドエリートプラチナエリート
朝食付かない無料の朝食を含むウェルカムギフト
ラウンジアクセスなしラウンジのあるブランドで利用可
客室アップグレードエンハンスドルームまで(空室時)スイートを含む(空室時)
レイトチェックアウト午後2時まで(空室時)午後4時まで(空室時)
ボーナスポイント25%増量50%増量

プラチナエリートへの昇格をより速く進めたい場合に活きるのが、新規入会時とカード更新時にもらえる15泊分の宿泊実績プレゼントです。プラチナエリートの資格は通常年間50泊相当の宿泊実績が必要になるため、この加算は年ごとの実績を底上げする材料になります。

ホテルのクラブラウンジ/スイートの雰囲気

ポイントの貯まり方

マリオットアメックスプレミアムのポイント還元率は、Marriott Bonvoy参加ホテルでの利用が100円につき6ポイント、それ以外の日々の利用が100円につき3ポイントです。対象航空会社や外貨建て利用による区分はなく、日常のあらゆる支払いが一律3ポイントの還元率に統一されています。

なお、ふるさと納税・公共料金・税金など一部の支払いは、200円につき1ポイントまで還元率が下がります。区分の詳細は、入会キャンペーンの注意点で整理した通りです。

100米ドルのプロパティクレジット

国内外のザ・リッツ・カールトンまたはセントレジスに2連泊以上する際、「100米ドルのプロパティクレジット」付きプランで予約すると、1予約あたり最大100米ドルのクレジットが付帯します。基本カード会員による予約が対象で、チェックアウト時にマリオットアメックス(通常版・プレミアムとも対象)で支払う必要があります。

充当できる範囲は限られており、次のものは対象外です。

  • 室料・サービス料金・税金・チップ
  • ホテル内であっても、食事・スパサービス・レクリエーション活動など第三者が提供するサービス

使い切れなかった分はチェックアウト時に失効し、繰り越しはできません。

ザ・リッツ・カールトン系ホテルの客室

ポケットコンシェルジュ ダイニング20%キャッシュバック

「ポケットコンシェルジュ」は、レストランの予約・決済サービスの名称です。コンシェルジュサービスそのものではなく、事前登録したうえでこのサービス経由で予約・決済したダイニングに対してキャッシュバックが受けられる特典になります。

キャッシュバック率は毎回20%で、1月1日〜6月30日と7月1日〜12月31日の期間ごとにそれぞれ最大5,000円、年間では最大10,000円が上限です。利用にはアメックス・オファーでの事前登録と、ポケットコンシェルジュ自体の会員登録が必要で、店頭での直接決済は対象外になります。

高級レストランのダイニングの雰囲気

プロテクションと旅行傷害保険

マリオットアメックスプレミアムには、複数のプロテクション(補償)サービスと旅行傷害保険が付帯しています。旅行保険はいずれも利用付帯で、旅行代金をカードで決済していることが条件です。

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補償の種類内容上限額
スマートフォン・プロテクション破損・火災・水濡れ・盗難を補償保険期間中通算最高3万円
リターン・プロテクション店舗が返品を受け付けない商品を補償1商品最高3万円・年間最高15万円
キャンセル・プロテクション入院や出張命令によるキャンセル費用を補償1事由最高50万円
海外旅行傷害保険
(基本カード会員・傷害死亡)
利用付帯最高1億円
国内旅行傷害保険(傷害死亡)利用付帯最高5,000万円
海外旅行時の航空便遅延費用補償乗継遅延・出航遅延・欠航・搭乗不能
/受託手荷物遅延・紛失
1回最高2万円・2万円・4万円

いくつか、金額だけでは分かりにくい条件があります。

スマートフォン・プロテクション

紛失は対象外で、破損・火災・水濡れ・盗難のみが補償されます。自己負担額は1事故につき5,000円です。対象になるのは、アメックスのカードで直近3ヶ月連続して通信料を決済しているスマートフォン1台のみです。

リターン・プロテクション

5,000円未満の商品は対象外で、購入日から90日以内が条件です。

海外旅行時の航空便遅延費用補償

基本カード会員のみが対象です。家族カード会員やご家族は補償の対象になりません。

マリオットアメックスプレミアムを年会費82,500円を回収できる決済額

入会キャンペーンで受け取れるポイントは、年会費82,500円を差し引いた収支で見て初めて意味を持ちます。マリオットアメックスプレミアムの回収は、決済額によって効いてくる特典が変わる設計です。

150万円・400万円・500万円で変わるもの

150万円・400万円・500万円という3つの決済ラインは、もらえるものも集計期間もそれぞれ異なります。整理すると次の通りです。

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決済額何がもらえるか集計期間対象
150万円入会キャンペーンのご利用ボーナス
(30万円条件と合わせ最大50,000ポイント)
入会後6ヶ月以内新規入会者のみ
400万円継続特典の無料宿泊1泊
(交換レート75,000ポイントまで)
カード入会日または切替日から毎年1年間基本カード会員のみ・継続が必要
500万円Marriott Bonvoyプラチナエリート
への昇格
毎年1月1日〜12月31日基本カード会員のみ
(家族カード利用分は合算)

月あたりに換算すると、150万円は約25万円、400万円は約33万円、500万円は約42万円のペースになります。それぞれの決済額に自分の年間の支払いを当てはめて考えると、どのラインに位置するかが見えてきます。

500万円のラインは1月1日〜12月31日という暦年で集計される点にも注意が必要です。年の後半に入会した場合、初年度の集計期間は数ヶ月しかありません。プラチナエリートへの昇格を狙うのであれば、入会タイミングも判断材料のひとつになります。

年400万円の集計に入らない支払い

400万円という金額は、カードで支払った金額がすべてそのままカウントされるわけではありません。集計から外れるのは、次のような支払いです。

  • カードの年会費
  • 分割払い・リボルビング払いの手数料
  • 遅延損害金
  • 返品・取消があった分(その金額が差し引かれます)
  • 海外加盟店での利用分など、期間内の利用でも集計対象とならない場合があるもの

最後の1点は見落としやすいポイントです。マリオットアメックスプレミアムは海外ホテルでの利用を主目的に選ばれることが多いカードですが、海外での決済がすべて無条件で400万円にカウントされるとは限りません。

年400万円を超えるなら無料宿泊1泊が回収の軸になる

年400万円を超える決済をするのであれば、このカードの回収の軸になるのは継続特典の無料宿泊1泊です。交換レート75,000ポイントまでの無料宿泊に加え、保有ポイントを最大25,000ポイントまで合算すれば、最大100,000ポイントまでの宿泊にも対応できます。

同時に、年400万円の決済によって日々の利用分の還元(100円につき3ポイント)が別途貯まっていきます。必要ポイント数は変動制のため、無料宿泊1泊で得られる価値は使う日とホテルによって変わりますが、無料宿泊1泊と貯まったポイントの両方が、年会費に対するリターンとして積み上がっていく設計です。

年400万円に届かないなら通常版のマリオットアメックス

年400万円という決済ラインに届かない場合、継続だけでは無料宿泊特典が発生せず、マリオットアメックスプレミアムの回収の軸そのものが働かない状態になります。

その場合の選択肢として、年会費34,100円の通常版マリオットアメックスがあります。通常版は年250万円の決済と継続で、交換レート50,000ポイントまでの無料宿泊が1泊もらえる仕組みです。年間の決済額がどのラインに位置するかによって、プレミアムと通常版のどちらが自分に合っているかが変わってきます。

マリオットアメックスプレミアムのデメリット

申し込む前に知っておきたい、マリオットアメックスプレミアムの弱みを紹介します。

プライオリティ・パスは付帯しない

マリオットアメックスプレミアムに、プライオリティ・パスは付帯しません。世界中の空港ラウンジを利用できる特典を目的にこのカードを検討している場合、期待とのギャップが生まれる可能性があります。

代わりに付帯するのが、アメックス共通の空港ラウンジ特典です。カード提示で、以下の国内主要空港とハワイの空港のラウンジを、同伴者1名まで無料で利用できます(2026年7月時点)。

  • 国内:新千歳、羽田(第1〜第3ターミナル)、成田(第1・第2ターミナル)、中部国際、伊丹、関西国際、神戸、広島、福岡、長崎、熊本、鹿児島、那覇
  • 海外:ハワイ ダニエル・K・イノウエ国際空港

プライオリティ・パスが必要な場合は、プライオリティ・パスが付帯するカードとの併用が選択肢になります。

外貨取扱手数料は3.5%

外貨取扱手数料は2025年8月1日の改定で2.0%から3.5%へ引き上げられています。外貨100ドル(為替1ドル150円換算で15,000円)を利用した場合、手数料は525円で、請求額は15,525円になります。

日々の利用で得られる3%の還元と相殺すると、外貨建て決済は実質的にマイナス側になりやすい水準です。ただし、Marriott Bonvoy参加ホテルを外貨建てで利用した場合は100円につき6ポイントの還元が適用されるため、この区分に限ってはプラス側に働きます。海外での支払いのうち、どこまでが参加ホテルでの決済にあたるのかを切り分けておくと、手数料と還元の関係が見えてきます。

決済で得たプラチナエリートは年間チョイス特典の対象外

年間500万円の決済でプラチナエリートに昇格しても、Marriott Bonvoyの年間チョイス特典(Annual Choice Benefit)は対象外です。宿泊実績を積み上げて到達したプラチナエリートとは、この点で扱いが異なります。年500万円という決済ラインを積む前に、知っておきたい差になります。

マリオットアメックスプレミアムと通常版のマリオットアメックスはどっちがおすすめ?

マリオットアメックスプレミアムには、年会費が抑えられた通常版のマリオットアメックスがあります。両カードの違いを整理しながら、どちらが自分に合っているかを考えていきましょう。

どちらにも共通している特典

プレミアム固有だと誤解されやすいものの、次の項目はいずれもプレミアム・通常版の両方に共通しています。

  • 100米ドルのプロパティクレジット
  • Marriott Bonvoyゴールドエリートの自動付与
  • プライオリティ・パスの非付帯
  • アメックス共通の空港ラウンジ(同伴者1名無料)
  • 外貨取扱手数料3.5%
  • 家族カード1枚目無料
  • マイル移行の条件(3ポイント=1マイル)
  • 無料宿泊特典に保有ポイントを合算できる上限(最大25,000ポイントまで)

最後の合算上限も両カードで同じで、違うのは合算後の宿泊に使える上限(プレミアムは最大100,000ポイント、通常版は最大75,000ポイント)の部分です。

年会費と特典の違い

両カードの年会費差は48,400円です。この差額に何が対応しているのか、共通点を除いた主な違いを整理すると次の通りです。

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項目マリオットアメックスプレミアムマリオットアメックス(通常版)
年会費(本会員)82,500円34,100円
無料宿泊の条件年400万円+継続で1泊
(交換レート75,000ポイントまで)
年250万円+継続で1泊
(交換レート50,000ポイントまで)
保有ポイント合算後の上限最大100,000ポイント最大75,000ポイント
日常の還元率100円=3ポイント(一律)100円=2ポイント
マリオット参加ホテルの還元率100円=6ポイント100円=5ポイント
(外貨建ては100円=6ポイント)
対象航空会社の円建て・外貨建て利用区分なし(日常の還元率に統合)100円=3ポイント
(対象航空会社26社・2026年7月時点)
プラチナエリートへの昇格制度あり(年500万円)なし(ゴールド固定)
入会・更新時の宿泊実績プレゼント15泊分5泊分
対象レストランの予約・決済で
20%キャッシュバック
対象対象外
スマートフォン・リターン・キャンセルの
プロテクション
付帯あり付帯なし
海外旅行時の航空便遅延費用補償付帯あり付帯なし
海外旅行傷害保険(傷害死亡・後遺障害)最高1億円最高3,000万円
国内旅行傷害保険(傷害死亡・後遺障害)最高5,000万円最高2,000万円
家族カード2枚目以降の年会費41,250円17,050円

無料宿泊特典の枠拡大とプラチナエリートへの昇格制度、ポケットコンシェルジュのキャッシュバック、各種プロテクション、旅行保険の補償額の上乗せが、この差額に対応する主な内容です。日常還元を「3%と2%」とだけ比較すると差が実際より大きく見えますが、通常版には対象航空会社・外貨建て利用に3%が適用される区分があるため、航空券や海外決済が多い場合はこの差はやや縮まります。

マリオットアメックス(通常版)の基本スペック

マリオットアメックス(一般)

マリオットアメックスノーマル
カード名称Marriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・カード
通称:マリオットアメックス
国際ブランドAmerican Express
年会費(税込)34,100円
家族カード(税込)1枚目無料
2枚目以降 17,050円
ポイント付与日常利用:100円=2pt
マリオット利用:100円=5pt
付与ステータスマリオット・ゴールドエリート
※無条件付与
継続特典無料宿泊特典1泊1室分
条件:年間250万円以上の利用&カード継続
旅行傷害保険海外:最高3,000万円(利用付帯)
国内:最高2,000万円(利用付帯)
空港ラウンジ国内主要空港+ハワイ
(同伴者も1名無料)
ETCカード年会費:永年無料
新規発行手数料:935円(税込)

年間決済額で選ぶ

年250万円〜400万円未満のペースであれば、通常版の方が無料宿泊特典を発動させやすい水準です。プレミアムにすると年400万円に届かず無料宿泊が発動しない可能性があります。

年400万円〜500万円のペースであれば、プレミアムの75,000ポイント枠の無料宿泊と、日常3%の還元率が活きてきます。

年500万円以上のペースであれば、プラチナエリートへの昇格が決定的な違いになります。ラウンジアクセス、無料の朝食、スイートを含む客室アップグレードは、通常版のゴールドエリートでは得られません。

決済額だけでなく、特典の中身での切り分けも判断材料になります。無料宿泊1泊で十分と感じるなら通常版、ラウンジや無料朝食まで含めたホテルステイを求めるならプレミアムという考え方もできます。

マリオットアメックスプレミアムの入会キャンペーンに関するFAQ

マリオットアメックスプレミアムの入会キャンペーンでは、何をすれば95,000ポイントを獲得できますか?

入会後3ヶ月以内に合計30万円以上の利用で10,000ポイント、6ヶ月以内に合計150万円以上の利用で40,000ポイント、その150万円分の通常ポイント45,000ポイントを合わせて最大95,000ポイントです。どちらも1回の利用額ではなく期間内の合計額での判定で、3ヶ月以内に使った30万円は6ヶ月以内の150万円にもそのまま算入されます。ただし10,000ポイントは3ヶ月以内の達成が条件のため、この期限を過ぎると受け取れません。

年会費82,500円というのは本当ですか?ネットで見た49,500円という情報は?

現在の年会費は82,500円(本会員・税込)で正しい情報です。49,500円や年150万円で無料宿泊という情報は、2025年8月21日の改定前の内容で、現在は当てはまりません。改定後は年会費が82,500円になり、無料宿泊特典を受け取るには継続に加えて年400万円の決済が条件として必要になっています。

申し込みにはMarriott Bonvoy会員番号が必要ですか?

はい、必要です。すでに会員番号を持っている場合はそのまま利用でき、持っていない場合は新規に取得したうえで申し込みます。会員番号がないと申し込み手続きが進められないため、事前に準備しておくとスムーズです。

通常版のマリオットアメックスからプレミアムに切り替えた場合、それまでの利用金額は無料宿泊の条件に引き継がれますか?

引き継がれません。無料宿泊特典(年400万円のライン)の集計期間は「カード入会日または切替日から1年間」と定められているため、切替日を起点に新たに集計が始まります。切り替え前のカードでの利用金額は、切替後のプレミアムの集計には算入されません。

無料宿泊(年400万円)とプラチナエリート昇格(年500万円)は、集計期間が同じですか?

異なります。無料宿泊のラインはカード入会日または切替日から1年間で集計されるのに対し、プラチナエリート昇格のラインは毎年1月1日〜12月31日の暦年で集計されます。年の後半に入会した場合、プラチナエリート側は初年度の集計期間が数ヶ月しかない点に注意が必要です。

まとめ

マリオットアメックスプレミアムの入会キャンペーンは、条件を達成すれば合計95,000ポイントに届きますが、そのうち純粋な上乗せ分は50,000ポイントで、残り45,000ポイントは150万円の利用で通常でも貯まる分です。年会費は2025年8月の改定で82,500円になっており、ネットに残る49,500円や年150万円で無料宿泊という情報は、すでに過去のものになっています。

このカードの評価は、150万円(入会キャンペーン)・400万円(無料宿泊1泊)・500万円(プラチナエリート昇格)という3つの決済ラインのどこに自分が位置するかで変わってきます。プライオリティ・パスが付かないことや、外貨取扱手数料が3.5%であることも、申し込み前に把握しておきたいポイントです。

年間決済が400万円を超えるならプレミアムの無料宿泊とポイント還元が効いてきますし、届かない場合は通常版のマリオットアメックスの方が回収しやすい設計になっています。まずは自分の年間カード利用額が、この3つのラインのどこに当てはまるかを確認してみてください。

マリオットアメックスプレミアム

にゃも社長

この記事は、株式会社NyamoWorld代表の大村和義(にゃも)が、実際の利用状況・公式情報・最新の制度変更をもとに随時更新しています。
カード特典や条件は変更される可能性があるため、最新情報は必ず公式サイトもあわせてご確認ください。

にゃも社長

この記事は、株式会社NyamoWorld代表の大村和義(にゃも)が、実際の利用状況・公式情報・最新の制度変更をもとに随時更新しています。
カード特典や条件は変更される可能性があるため、最新情報は必ず公式サイトもあわせてご確認ください。

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