こんにちは。株式会社NyamoWorld代表の大村です。
「ラグジュアリーカードチタンとアメックスビジネスゴールド、どちらにするか決め手が見つからない」という状況の方もいるのではないでしょうか。
年会費はラグジュアリーカードチタンが55,000円、アメックスビジネスゴールドが49,500円と差額はわずか5,500円。
どちらもメタル素材で、ダイニング1名無料系の特典や空港ラウンジ同伴無料も共通しています。スペック表を眺めているだけでは、似たようなカードに見えてしまうかもしれません。
じつは、この2枚は設計思想がまったく異なります。ラグジュアリーカードチタンはプライオリティパス無制限・24時間コンシェルジュ・グローバル5,000軒以上のホテル優待など、経営者個人のライフスタイルと接待の質を底上げする構成です。
アメックスビジネスゴールドは請求書のカード払い・弥生/freee連携・年間利用額に応じた無料宿泊など、事業の経費オペレーションを改善することに力点を置いた設計です。
この記事では、以下の観点で2枚を比較しています。
- 年会費・申込対象・追加カード費用などの基本スペック
- 請求書払い・会計連携・コンシェルジュなどのビジネス特典
- ダイニング優待の店舗数・利用条件・接待規模別の使い勝手
- プライオリティパス・国内ラウンジ・手荷物宅配などのトラベル特典
- ホテル優待(グローバル5,000軒 vs ビジネスフリーステイギフト)
- ポイント・マイル還元率と対象加盟店の差
- 海外・国内旅行傷害保険の付帯方式と補償額
自分の事業スタイルや出張・接待の頻度に照らしながら、どちらが向いているかを確認してみてください。
ラグジュアリーカードチタンとアメックスビジネスゴールドは用途の方向性が異なる
年会費がほぼ同じ5万円前後のメタルカードでも、2枚の設計思想は大きく異なります。
ラグジュアリーカードチタンは、接待・出張・ライフスタイルを底上げするためのカードです。プライオリティパス無制限や24時間コンシェルジュ、回数無制限のダイニング1名無料など、経営者個人のステータスとライフスタイルを強化する特典が揃っています。
一方のアメックス ビジネス・ゴールド・カードは、経費精算や業務効率化を中心に設計されています。請求書のカード払い、会計ソフトとの連携、年間利用額に応じた無料宿泊特典など、法人・個人事業主としての事業運営コストを下げる発想が根幹にあります。
どちらが優れているという話ではなく、「年会費の近い2枚が、まるで別の目的のために作られている」という認識が選び方の出発点です。
接待・出張・ライフスタイルを重視する経営者にはラグジュアリーカードチタン
接待や海外出張が多く、空港でのラウンジ利用・手荷物宅配・高級レストランの接待利用を頻繁にこなす経営者にとって、ラグジュアリーカードチタンの特典はライフスタイルの延長として自然に使い切れる設計です。
コンシェルジュを介したレストラン予約や、海外滞在時のグローバルラグジュアリーホテル優待は、接待の質そのものを底上げするでしょう。

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経費管理・業務効率化を優先する経営者にはアメックスビジネスゴールド
請求書払いを振込ではなくカード決済に変えたい、経費データを会計ソフトに自動連携したい、という「経費オペレーションの改善」を求める経営者にはアメックスビジネスゴールドが直結します。
年会費49,500円を事業の仕組み改善に投じる、という発想のカードです。

ラグジュアリーカードチタンとアメックスビジネスゴールドの年会費・基本スペック比較
まず両カードのスペックを一覧で確認しておきましょう。
| 項目 | ラグジュアリーカードチタン | アメックスビジネスゴールド |
|---|---|---|
| カードデザイン | ![]() | ![]() |
| 年会費(税込) | 55,000円 | 49,500円 |
| 国際ブランド | Mastercard(World Elite) | American Express |
| カード素材 | メタル製(ブラッシュド加工) | メタル製(ゴールド/ローズゴールドから選択) |
| 申込対象 | 20歳以上、個人・法人どちらも可 | 法人・個人事業主(20歳以上) |
| 追加カード費用 | 16,500円/枚(最大4枚) | 13,200円/枚(特典あり)または無料(特典なし) |
年会費の差は5,500円です。どちらも金属製のカードで、素材感は一般的なプラスチックカードとは別格ですが、持ったときの重さや質感にも差があります。

年会費はほぼ同額、申込対象の範囲が異なる
年会費はラグジュアリーカードチタンが55,000円、アメックスビジネスゴールドが49,500円です。注目すべきは申込対象の違いで、アメックスビジネスゴールドは法人・個人事業主に限定されているのに対して、ラグジュアリーカードチタンは個人・法人どちらからでも申し込めます。
法人口座ではなく個人口座で管理したい場合でも、ラグジュアリーカードチタンなら問題なく申し込めます。ビジネス目的で比較しているなら両者ともに申し込める条件を満たしますが、申込手続きのシンプルさという点では、ラグジュアリーカードチタンの方が制約がありません。
追加カードの費用と発行枚数の違い
ラグジュアリーカードチタンの追加カード(家族会員)は1枚16,500円で最大4枚まで発行できます。
アメックスビジネスゴールドの追加カードは「付帯特典あり」と「付帯特典なし」の2種類があり、前者は13,200円/枚、後者は無料(ただし判定期間内に利用がない場合、管理手数料3,300円を毎年6月に請求)です。最大99枚まで発行できるため、役員・従業員に広く配布したい場合はアメックスビジネスゴールドの方が適しています。
「付帯特典なし」の追加カードはラウンジや旅行保険が使えず、ポイント合算のみです。実質的に経費精算ツールとして配布する用途向けで、会社全体の経費管理を一元化するのに向いています。
カード素材・国際ブランドの違い
両カードとも金属製ですが、素材感に違いがあります。ラグジュアリーカードチタンは表面がブラッシュド加工の金属板で、持ったときの重さと質感はひときわ際立ちます。アメックスビジネスゴールドはゴールドとローズゴールドから選べるメタルカードで、ビジネスの場で目を引くデザインです。
国際ブランドはラグジュアリーカードチタンがMastercard(World Elite)、アメックスビジネスゴールドがAmerican Expressです。
海外での加盟店数はMastercardの方が広く、特にアジアや中東・アフリカの一部地域ではAmerican Expressが使えない店舗があります。海外出張が多い場合はこの点も選択の材料になるでしょう。
ビジネス活用特典の違い
ビジネス特典に関しては、アメックスビジネスゴールドが圧倒的に充実しています。ラグジュアリーカードチタンにはビジネス向けの専用特典がほとんどなく、個人事業主や法人でも基本的にはライフスタイル特典を中心に活用する設計です。
アメックスビジネスゴールドのみ:請求書カード払いbyGMOで振込をカード化
経費の振込作業をカード決済に置き換えられる特典です。請求書の支払いをカードで立て替えることで、支払いを一元管理しつつメンバーシップリワードのポイントも貯められます。手数料は5万円未満の請求書が一律1,500円、5万円以上が請求金額の3%です。
高額な取引では手数料負担が増すため、支払い金額に応じてメリットを試算してから使い方を決めるとよいでしょう。対象はアメックスビジネス3券種の基本カード会員のみで、追加カードからは利用できません。ラグジュアリーカードチタンにはこの種の請求書払い機能はありません。
アメックスビジネスゴールドのみ:弥生・freee連携で経費データを自動取込
弥生会計・freeeとのデータ自動連携により、月次の経費入力の手間を減らせます。もともと弥生やfreeeで経費管理をしている事業者には実用的な特典です。
アメックスビジネスゴールドのみ:NIKKEI OFFICE PASSが7%オフで利用可
NIKKEI OFFICE PASSは全国のシェアオフィス・コワーキングスペースを事前予約不要で利用できるサービスで、アメックスビジネスゴールドを使うと月額料金が7%オフになります。出張先や移動中に作業スペースが必要な経営者、リモートワーク主体の事業運営をしている場合に便利でしょう。
ラグジュアリーカードチタンのみ:デポジット型与信で高額決済に対応
ラグジュアリーカードチタンを申し込む際、デポジット型クレジットカードを選択できます。事前に保証金(デポジット)を預け入れることで、30万円〜最大9,900万円の利用可能枠を自分で設定できます。
通常のクレジットカードと異なり、利用可能枠を自分で決められるため、大型設備の購入や海外取引など高額決済が発生する事業者に向いています。支払いは月末締め翌月引落しの後払い方式で、デポジットから直接差し引かれるわけではありません。アメックスビジネスゴールドにはこの形態の選択肢はありません。
ダイニング優待の違い
両カードともに2名以上の食事で1名分のコース代が無料になるダイニング特典を持っています。ただし対象店舗数や利用条件、規模感に差があります。
対象店舗数と利用条件の比較
| 項目 | ラグジュアリーカードチタン | アメックスビジネスゴールド |
|---|---|---|
| 特典名 | ラグジュアリーダイニング by LC | ビジネス・ダイニング・コレクション by グルメクーポン |
| 対象店舗数 | 全国約250店舗以上 | 全国約200店舗 |
| 基本の内容 | 2名以上のコース予約で1名分無料 | 2名以上のコース予約で1名分無料 |
| 厳選店舗の特典 | 最大6名で3名様分無料(全国30店舗以上) | — |
| 利用回数 | 無制限(一部店舗除く) | — |
| 予約方法 | コンシェルジュ経由 | 対象店舗または指定サービス経由 |
(2026年4月時点)
基本的な仕組みはほぼ同じですが、ラグジュアリーダイニングは利用回数無制限が明記されており、厳選店舗では大人数での接待でも3名様分が無料になる設計が際立っています。
接待の規模・頻度で変わる使いやすさの差
月に1〜2回程度の少人数の接待が主な用途なら、どちらのカードでも十分に機能します。違いが出てくるのは、接待の頻度が月に複数回あるケースと、4名・6名規模での会食が多いケースです。
たとえば取引先と6名で会食する場合、ラグジュアリーダイニングの厳選店舗なら3名様分のコース代が無料になります。コース1名分が15,000円なら1回の接待で45,000円の割引になる計算です。接待頻度が高く大人数での会食が多い経営者ほど、ラグジュアリーダイニングの無制限・複数名無料という仕様の価値は増します。
空港・トラベル特典の違い
プライオリティパスはラグジュアリーカードチタンのみ無制限で利用可
ラグジュアリーカードチタンには、世界148ヶ国・600都市以上・1,800ヶ所以上の空港ラウンジを利用できるプライオリティ・パスのプレステージランク(通常469USD相当)が付帯しています。年間利用回数の制限はなく、海外出張や旅行の際にラウンジを自由に活用できます。
アメックスビジネスゴールドにはプライオリティパスは付帯していません。国内外の空港ラウンジはカード会社提携のラウンジのみ利用可能です。海外出張でラウンジを頻繁に使いたい経営者には、この差は選択の大きな決め手になるでしょう。
なお、プライオリティパス加盟ラウンジでの同伴者利用は1名につき35USDの費用が発生します(カード会社提携の国内ラウンジは別枠で同伴者1名が無料)。
国内空港ラウンジの対象空港と同伴条件の違い
どちらのカードも国内空港ラウンジを本会員・同伴者1名まで無料で利用できます。
ラグジュアリーカードチタンは日本国内の主要空港とハワイの対象ラウンジが無料で、カード会員本人または追加(家族)カード会員がそれぞれ利用できます。
アメックスビジネスゴールドは国内14空港とハワイ(ダニエル・K・イノウエ国際空港)が対象で、本会員・追加カード(付帯特典あり)会員がそれぞれ同伴者1名と無料で利用できます。追加カード保有の役員・従業員が個別にラウンジを利用できる点は、複数人が出張する事業体には便利でしょう。
国際線手荷物無料宅配の個数と条件の違い
両カードとも国際線利用時に手荷物無料宅配が使えますが、無料で宅配できる個数が異なります。
ラグジュアリーカードチタンは片道最大3個まで(スーツケース・ゴルフバッグ・スキー・スノーボード用品・段ボール箱が対象)、アメックスビジネスゴールドは1個まで(スーツケース・ゴルフバッグ)です。対象空港はともに羽田(第2・第3)、成田、関空、中部が共通です。長期の海外出張やゴルフを伴う出張では、ラグジュアリーカードチタンの方が使い勝手がよいでしょう。

ホテル・宿泊特典の違い
ホテル・宿泊特典については、両カードが異なる方向性の特典を持っています。ラグジュアリーカードチタンは世界中の高級ホテルでのアップグレード・優待を幅広く提供するのに対し、アメックスビジネスゴールドは年間利用額に応じた無料宿泊特典を用意しています。
ラグジュアリーカードチタンのみ:グローバルラグジュアリーホテル優待とステータスマッチ
ラグジュアリーカードチタンでは、国内外5,000軒以上の対象ホテルで会員限定の優待が受けられます。主な優待内容は、ルームアップグレード(空室状況に応じる)・朝食無料(2名様まで)・アーリーチェックイン・レイトチェックアウト・ウェルカムギフト・施設内クレジットなどです。1滞在あたり平均総額70,000円(500USD)相当の価値があるとされています(2025年利用実績に基づく3泊宿泊時の平均値)。
加えて、東急ホテルズ・SLH(スモール・ラグジュアリー・ホテルズ・オブ・ザ・ワールド)・HoteLux・プリファード ホテルズ&リゾーツ・CentaraThe1などのホテルチェーンに対してステータスマッチ制度があります。LCチタンを保有するだけで東急ホテルズのプラチナ会員資格が付与されるなど、ホテルでの待遇を底上げできます。
アメックスビジネスゴールドにはザ・ホテル・コレクション(世界1,000以上のホテルで2連泊以上の場合に館内100米ドルオフ・アップグレード等)が付帯していますが、5,000軒規模のホテル優待プログラムやステータスマッチはありません。
アメックスビジネスゴールドのみ:ビジネスフリーステイギフトと年間利用額の損益分岐
アメックスビジネスゴールドにはビジネス・フリー・ステイ・ギフトという特典があり、年間利用額に応じて東急「TsugiTsugi(ツギツギ)」の全国430ヶ所以上の提携ホテルで使える無料宿泊予約コードがもらえます。
| 年間利用額 | 付与される無料宿泊 |
|---|---|
| 300万円以上500万円未満 | 1泊2名分(20,000円相当) |
| 500万円以上 | 2泊2名分(20,000円相当×2) |
(2026年4月時点)
年間300万円の利用は月平均25万円ペースです。事業経費・公私の支払いを1枚に集約している場合は十分に達成可能な水準でしょう。無料宿泊コードは翌年1月に送付され、有効化後180日以内に利用できます。従業員・取引先・ご家族への譲渡も可能です。
ラグジュアリーカードチタンにはこのような年間利用額に連動した宿泊特典はありません。カードを保有しているだけでグローバルなホテル優待が受けられるという設計で、「使えば使うほど増える」という発想は含まれていません。
ポイント・マイル還元の違い
ラグジュアリーカードチタンはシンプルな一律1.0%(税金・経費も同率)
ラグジュアリーカードチタンは月間利用金額合計200円につき2ポイントが付与され、キャッシュバック相当の還元率は1.0%です。
利用先を問わずに還元率が変わらない点がこの設計の特徴です。モバイルSuica・PASMO等の電子マネーチャージ、公共料金、経費や税金の支払いでも還元率は変わりません(税金の支払いには別途条件あり)。どの支払いに使っても還元率が均一になるため、ポイント最大化のために支払い先を使い分ける手間が不要です。
貯まったポイントはキャッシュバック(1pt=1円)のほか、JAL・ANA・ユナイテッド航空へのマイル交換にも使えます。マイルへの交換上限はなく、大量のポイントをまとめてマイルに換えたい場合にも制限がありません。ポイント有効期限は最長5年です。
アメックスビジネスゴールドはMR+でAmazon・JAL・一休などが最大3倍
アメックスビジネスゴールドの基本還元率は100円=1ポイント(1.0%相当)です。ただし、メンバーシップ・リワード・プラス(年3,300円)に加入すると、Amazon・JAL・一休.com・Uber Eatsなどの対象加盟店での利用が通常の3倍(100円=3ポイント)になります。これらの加盟店を日常的によく使う事業者にとっては、実質的な還元率は大幅に高くなります。
公共料金の支払いはポイント付与レートが半減することや、電子マネーへのチャージはポイント対象外になるケースがあります。「どこで使うかによって還元率が変わる」設計です。
ANAマイルへの移行はMR+加入で1,000ポイント=1,000マイルの等倍交換が可能ですが、年間40,000マイルの上限があります。年間40,000マイルを超えて移行したい場合はラグジュアリーカードチタン(上限なし)の方が向いています。MR+に加入すると、ポイントの有効期限は無期限になります。
コンシェルジュサービスの違い
24時間365日のコンシェルジュが付帯するのはラグジュアリーカードチタンのみ
ラグジュアリーカードチタンには24時間365日対応のコンシェルジュサービスが付帯しています。電話すると自動音声応答なしで直接コンシェルジュに接続され、電話・メールで依頼できます(LINEチャットはブラック・ゴールド会員向け)。
依頼できる内容は、接待レストランの検索・予約代行、出張先のホテル手配、ギフトの選定・配送、海外でのトラブル対応など幅広く対応しています。会員の嗜好・過去の依頼履歴を担当者間で共有する仕組みもあり、繰り返し使うほど使い勝手が高まります。
コンシェルジュサービスが付帯するカードは一般的にプラチナカード以上が多く、年会費55,000円で利用できるのはLCチタンの特長のひとつです。アメックスビジネスゴールドにはこのような専任コンシェルジュサービスはありません。接待の段取りやホテル手配に秘書的なサポートを求めるなら、この差は選択を左右するでしょう。

旅行傷害保険の違い
海外旅行傷害保険の付帯方式(自動付帯 vs 利用付帯)と補償額の違い
海外旅行保険の最も大きな差は「付帯方式」です。ラグジュアリーカードチタンは自動付帯で、カードを持っているだけで補償が発生します。アメックスビジネスゴールドは利用付帯で、旅行代金をカードで決済した場合に補償が適用されます。
| 項目 | ラグジュアリーカードチタン | アメックスビジネスゴールド(基本カード会員) |
|---|---|---|
| 付帯方式 | 自動付帯 | 利用付帯 |
| 傷害死亡・後遺障害 | 最高1億2,000万円 | 最高1億円 |
| 傷害治療費用 | 200万円程度 | 300万円 |
| 疾病治療費用 | 200万円程度 | 300万円 |
| 賠償責任 | 最高1億円 | 4,000万円 |
| 救援者費用 | 500万円限度 | 400万円 |
(2026年4月時点)
傷害死亡の補償額はLCチタンが1.2億円と高い水準ですが、海外で実際に発生しやすいリスクである病気や怪我の治療費用では、アメックスビジネスゴールドが300万円とLCチタンの200万円程度を上回っています。「カードを使わなくても海外旅行の補償が必要」という場合は自動付帯のLCチタンが有利で、航空券や宿泊費を必ずカード決済する方であれば利用付帯でも実質的な差は小さくなります。
国内旅行の補償・航空機遅延費用の違い
国内旅行傷害保険はどちらも利用付帯で、国内の交通機関や旅館・ホテル利用中の事故が補償対象となります。傷害死亡・後遺障害の補償額はラグジュアリーカードチタンが最高1億円、アメックスビジネスゴールドが5,000万円です。
航空便遅延費用の補償については、どちらのカードも国内航空便の遅延・欠航・受託手荷物の遅延・紛失に対応しています。アメックスビジネスゴールドの場合、対象航空便のチケットまたはパッケージツアーをカードで購入した場合に適用されます。
ラグジュアリーカードチタンとアメックスビジネスゴールドの選び方
海外出張・接待が多い経営者にはラグジュアリーカードチタン
以下に当てはまる場合、ラグジュアリーカードチタンとのライフスタイル上の相性が高いでしょう。
- 年に複数回の海外出張があり、空港ラウンジを頻繁に使いたい
- 接待機会が多く、高級レストランの1名無料特典を月に1〜2回以上使いたい
- 海外の高級ホテルに泊まる機会があり、ルームアップグレードや朝食無料を活用したい
- コンシェルジュにレストラン予約やホテル手配を任せたい
- 経費・税金・公共料金でも還元率を下げずにシンプルに使いたい

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経費精算・業務コスト削減を優先する経営者にはアメックスビジネスゴールド
以下に当てはまる場合、アメックスビジネスゴールドの方向性と事業運営がマッチするでしょう。
- 請求書の振込をカード決済に切り替え、経費精算を効率化したい
- 弥生・freeeで経費管理しており、データ連携で手入力の手間を省きたい
- 複数の役員・従業員にカードを配布して経費を一元管理したい
- Amazon・JAL・一休.comなど対象加盟店での利用が多く、3倍ポイントを活用したい

年間カード利用額で見る損益分岐点と選ぶ目安
アメックスビジネスゴールドのビジネス・フリー・ステイ・ギフトは、年間300万円の利用で1泊2名分(20,000円相当)がもらえます。年間500万円以上なら2泊2名分(20,000円相当×2)になり、年会費49,500円に対して実質コストを圧縮できます。事業経費のカード集約を進めている経営者ほど、この特典の回収効率は高まります。
ラグジュアリーカードチタンの年会費55,000円に対する回収は、個々の特典の活用度によって変わります。プライオリティパス・プレステージ(単体購入で通常469USD相当)が付帯しており、年に6回海外へ行くなら往復12回分のラウンジが無料で使えます。ラグジュアリーダイニングを月に1〜2回活用すれば接待費の削減効果として年会費を上回るでしょう。「自分のビジネスとライフスタイルの延長線上に、特典が自然に乗っているか」が選択の判断軸です。
ラグジュアリーカードチタンとアメックスビジネスゴールドに関するFAQ
- ラグジュアリーカードチタンとアメックスビジネスゴールドは、どちらを選べばいいですか?
-
海外出張・接待・ライフスタイル特典を重視するならラグジュアリーカードチタン、経費精算の効率化や利用額に応じた特典回収を優先するならアメックスビジネスゴールドが向いています。年会費はほぼ同額ですが設計思想が異なるため、自分のビジネスの課題とどちらの強みが合うかで判断するのがポイントです。
- プライオリティパスが付帯するのはどちらですか?
-
ラグジュアリーカードチタンのみに付帯します。世界148カ国・600都市以上・1,800ヶ所以上の空港ラウンジを年間利用回数の制限なく利用できます。アメックスビジネスゴールドにはプライオリティパスは付帯していないため、海外出張でラウンジを頻繁に使いたい場合はLCチタンが有利です。
- 個人(法人格を持たない)でも申し込めますか?
-
ラグジュアリーカードチタンは20歳以上の個人・法人どちらからでも申し込めます。アメックスビジネスゴールドは法人・個人事業主を申込対象としており、一般の会社員は対象外です。
- ポイント還元率はどちらが高いですか?
-
基本還元率はどちらも1.0%で同じです。アメックスビジネスゴールドはメンバーシップ・リワード・プラス(年3,300円)に加入すると、Amazon・JAL・一休.comなどの対象加盟店での利用が最大3倍(3.0%相当)になります。ラグジュアリーカードチタンは利用先を問わず一律1.0%のシンプルな設計で、経費・税金・公共料金でも還元率は変わりません。
- 年間利用額が少ない場合、どちらが年会費の元を取りやすいですか?
-
年間利用額が少ない場合はラグジュアリーカードチタンのほうが元を取りやすい傾向があります。プライオリティパス(通常469USD相当)や24時間コンシェルジュ、ラグジュアリーダイニングの無制限1名無料など、利用額に依存しない特典が充実しているためです。アメックスビジネスゴールドのビジネス・フリー・ステイ・ギフトは年間300万円以上の利用が条件になります。
まとめ
ラグジュアリーカードチタンとアメックスビジネスゴールドは、年会費が5万円前後で並ぶメタルカードでありながら、カードが向く用途の方向性はまったく異なります。
ラグジュアリーカードチタンの強みは、プライオリティパス無制限・24時間コンシェルジュ・ラグジュアリーダイニング(無制限、最大3名分無料)・グローバルラグジュアリーホテル優待(5,000軒以上)・自動付帯の海外旅行保険(最高1.2億円)です。接待・海外出張・ライフスタイルの底上げを求める経営者にとって、特典が日常の延長に自然に乗ってくる設計になっています。
アメックスビジネスゴールドの強みは、請求書のカード払い・弥生/freee連携・複数人への追加カード配布・MR+での対象加盟店3倍還元・ビジネス・フリー・ステイ・ギフト(年間300万円以上で1泊2名分)です。経費オペレーションの効率化と年間利用額に応じた年会費回収を求める経営者に向いています。
| 選択軸 | ラグジュアリーカードチタン | アメックスビジネスゴールド |
|---|---|---|
| 年会費 | 55,000円 | 49,500円 |
| 向いている用途 | 接待・海外出張・ライフスタイル | 経費精算・業務効率化 |
| プライオリティパス | 無制限付帯 | なし |
| コンシェルジュ | 24時間365日 | なし |
| ホテル優待 | 5,000軒以上・ステータスマッチ | 利用額連動の無料宿泊 |
| ポイント3倍 | なし(一律1.0%) | 対象加盟店でMR+加入時 |
| 申込対象 | 個人・法人どちらも可 | 法人・個人事業主のみ |
どちらのカードが合うか迷ったときは、月間のカード利用額と出張・接待の頻度を基準に考えてみてください。海外ラウンジや接待を月1〜2回以上使うならLCチタン、経費の振込をカードに置き換えたいならアメックスビジネスゴールドという軸がシンプルで使いやすいでしょう。

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