こんにちは。株式会社NyamoWorld代表の大村です。
ホノルル空港(ダニエル・K・イノウエ国際空港)について調べると、「プライオリティパスで入れるラウンジ」と「クレジットカードの空港ラウンジ特典で入れるラウンジ」が、別々の施設のように紹介されているのを見かけることがあります。
ですが実際には、日本からの旅行者が使うことになるラウンジは、ほとんどの場合ひとつだけです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 使うラウンジ | IASS HAWAII LOUNGE(ターミナル2) |
| 入り方 | プライオリティパス会員として、 または対象ゴールドカード以上+当日搭乗券の提示で入場 |
| 場所 | 保安検査後の制限エリア内・ 1階ガーデンコート |
| 営業時間 | 毎日07:30〜18:00 |
| 利用できるタイミング | 帰国便、または乗り継ぎの国内線に 搭乗する直前のみ(到着後は利用不可) |
この記事では、IASS HAWAII LOUNGEの場所や中身に加えて、プライオリティパスとカードの空港ラウンジ特典のどちらで入るのが得か、同伴者の料金、到着後に使えない理由まで順番に解説していきます。
ホノルル空港(ダニエル・K・イノウエ国際空港)でプライオリティパスが使えるラウンジ
ホノルル空港でプライオリティパスが使えるラウンジは、現在2施設です。ターミナル2のIASS HAWAII LOUNGEと、ターミナル1のPremier Clubです。
日本からハワイへ渡航する場合に実際に使うことになるのは、ほぼIASS HAWAII LOUNGE一択と考えて差し支えありません。日本行きの国際線が発着するのはターミナル2だからです。
ダニエル・K・イノウエ国際空港は旧ホノルル国際空港
ダニエル・K・イノウエ国際空港(Daniel K. Inouye International Airport、IATAコード:HNL)は、ハワイ・オアフ島ホノルルにある空港で、旧称はホノルル国際空港です。2017年に、ハワイ選出の上院議員ダニエル・K・イノウエ氏の名を冠する現在の名称に変更されました。
呼び方は変わりましたが、空港そのものは同じです。「ホノルル空港」で検索しても「ダニエル・K・イノウエ国際空港」で検索しても、たどり着く先は同じ空港になります。
プライオリティパス対応は IASS HAWAII LOUNGE と Premier Club の2施設
プライオリティパス対応のラウンジは、IASS HAWAII LOUNGEとPremier Clubの2施設です。
| ラウンジ名 | ターミナル | 場所 | 営業時間 |
|---|---|---|---|
| IASS HAWAII LOUNGE | ターミナル2 | 制限エリア内・1階ガーデンコート | 毎日07:30–18:00 |
| Premier Club | ターミナル1 | 制限エリア内・A18ゲート付近 | 月〜金05:00–22:00 土日06:00–22:00 |
日本行き便が発着するターミナル2の IASS HAWAII LOUNGE が中心
JAL・ZIPAIR・ハワイアン航空の日本便など、日本行きの国際線はターミナル2から出発します。IASS HAWAII LOUNGEはこのターミナル2の制限エリア内にあるため、日本からの旅行者にとって動線上の施設です。
一方のPremier Clubがあるターミナル1は、主にハワイの国内線や島間便が発着するエリアです。日本行きの便を利用する場合、わざわざターミナル1まで移動する必要はほとんどありません。
IASS HAWAII LOUNGE はカードの空港ラウンジ特典でも入れる
IASS HAWAII LOUNGEは、プライオリティパスを持っていなくても入場できます。JCBゴールドや三井住友カード ゴールド(NL)など、空港ラウンジ特典が付くゴールドカード以上を提示すれば、同じラウンジに無料で入れます。
新しくプライオリティパス付きのカードを作らなくても、手持ちのゴールドカード以上で足りるケースがあるというのが、ホノルル空港ならではのポイントです。
同じラウンジに「プライオリティパスで入る」入口と「対象カード提示で入る」入口がある
IASS HAWAII LOUNGEは、プライオリティパス対応ラウンジと、日本のクレジットカードの空港ラウンジ特典対象ラウンジを兼ねる、同一の1施設です。別々のラウンジが2つあるわけではなく、入口が「プライオリティパス会員として入る」「対象カード+当日搭乗券を提示して入る」の2ルートに分かれているだけです。
中に入ってしまえば、どちらのルートで入場しても同じ座席・同じサービスを利用します。
ホノルルは日本のゴールドカードの空港ラウンジ特典が対象にする数少ない海外空港
日本の主要なゴールドカード以上の空港ラウンジ特典は、多くの場合「国内主要空港+ダニエル・K・イノウエ国際空港」という表記で対象空港を案内しています。海外空港でカードの空港ラウンジ特典が使えるケースはあまり多くなく、ホノルルはその数少ない例外です。
普段は国内空港のカードラウンジしか使っていない方でも、ハワイ旅行では同じ特典がそのまま生きることになります。
プライオリティパスの回数を温存したいならカード提示で入る
プライオリティパス付きカードの中には、ラウンジの利用回数に上限があるものや、無制限でも同伴者ごとに追加料金がかかるものがあります(プライオリティパスの回数・同伴者ルールの基本)。IASS HAWAII LOUNGEはカードの空港ラウンジ特典でも入れるため、プライオリティパスの利用回数を他の空港のために温存したい場合、ホノルルではカード提示で入場するという選択ができます。
中身は同じラウンジなので、どちらの入口を使っても得られる体験に差はありません。プライオリティパスの年間利用回数に制限があるカードをお持ちの方は、この使い分けを覚えておくと無駄がありません。
IASS HAWAII LOUNGE はどんなラウンジか
IASS HAWAII LOUNGEは、60席のラウンジです。無料ドリンク・新聞雑誌・Wi-Fi・電源を備えていますが、食事の提供はありません。
ターミナル2・1階ガーデンコートの制限エリア内
IASS HAWAII LOUNGEは、ターミナル2・1階のガーデンコートエリア(Airline Lounge Area)にあります。保安検査と出国審査を通過した後の制限エリア内で、セントラルコンコースのゲート14〜23方面から案内看板に従い、階段またはエレベーターで1階へ降りると到着します。
営業時間は毎日7:30〜18:00
営業時間は毎日07:30〜18:00で、年中無休です。受付の電話番号は+1-808-836-0740(ハワイ時間7:30〜18:00)です。
ソフトドリンク中心で食事の提供はない
IASS HAWAII LOUNGEで無料になるのは、次の4つです。
- ソフトドリンク
- 新聞・週刊誌の閲覧
- Wi-Fi
- 電源
食事やスナックの提供はありません。
座席数は60席で、全席禁煙(電子タバコを含む)、ドレスコードはありません。
豪華な設備が並ぶラウンジではなく、搭乗までの時間を静かに座って過ごすための、軽装備の休憩スペースという位置づけです。
ラウンジを利用できるのは「HNLから搭乗する直前」だけ
IASS HAWAII LOUNGEもPremier Clubも、保安検査・出国審査を通過した後の制限エリア内にあります。そのため利用できるのは、ホノルル空港(HNL)から出発する便に搭乗する直前だけです。日本からハワイへの旅程に当てはめると、このタイミングは実質2パターンに絞られます。
パターン1:日本へ帰る便に搭乗する前
最も多いのは、ハワイ滞在を終えて日本へ帰る便に搭乗する前です。空港へ向かい、保安検査・出国審査を終えてゲートへ移動する間に、IASS HAWAII LOUNGEで搭乗までの時間を過ごせます。
パターン2:HNLから他の島へ乗り継ぐ国内線に搭乗する前
マウイ島やハワイ島(コナ)など、オアフ島以外へ旅程を続ける場合も利用できます。プライオリティパス公式でもIASS HAWAII LOUNGEは国際線・国内線どちらの搭乗者にも対応する施設として案内されています。日本からHNLに到着した直後は入国審査を終えて一度到着ロビーに出ることになりますが、乗り継ぎ便のための保安検査を改めて通過すれば、その先の制限エリアでラウンジを利用できます。
到着直後・ハワイ滞在中は利用できない
保安検査・出国審査を通過する前や、いったん制限エリアの外に出た後は、再び保安検査を受けない限りラウンジには戻れません。ハワイに到着して入国した直後や、滞在中に空港へ立ち寄って休憩する、といった使い方はできません。
夜間発の便では営業時間外で使えないことがある
IASS HAWAII LOUNGEの営業時間は毎日07:30〜18:00です。帰国便・乗り継ぎ便のどちらであっても、出発が夕方・夜になる場合は、搭乗前の時間帯にラウンジがすでに閉まっている可能性があります。
同じくプライオリティパス対応のPremier Clubは平日22:00、土日22:00まで営業していますが、日本のカードの空港ラウンジ特典の対象外で、ターミナル1にあるため日本行き利用者の動線からも外れます。
夜発の便を利用する場合は、事前に自分のフライト時刻とIASS HAWAII LOUNGEの営業時間を照らし合わせておくことをおすすめします。
カードの空港ラウンジ特典で入るときの条件
カードの空港ラウンジ特典でIASS HAWAII LOUNGEに入るには、対象カードと当日の搭乗券の提示が必要です。
対象は各社のゴールドカード以上
IASS HAWAII LOUNGEをカードの空港ラウンジ特典で利用できるのは、ゴールドカード以上のクレジットカードです。特定のカード会社に限った話ではなく、主要各社の多くがこの空港をラウンジ特典の対象に含めています。
| カード会社 | 対象ランクの目安 |
|---|---|
| 三井住友カード | ゴールド(NL含む)以上 |
| JCB | ゴールド以上 |
| 三菱UFJニコス | ゴールド以上 |
| dカード | GOLD以上 |
| セゾン・UC | ゴールド以上 |
| アメックス | ゴールド以上 |
| エポスカード | ゴールド以上 |
| 楽天カード | プレミアムカードのみ (ゴールドは対象外) |
楽天カードだけは扱いが異なり、対象になるのは楽天プレミアムカードのみです。楽天ゴールドカードは国内の空港ラウンジには対応していますが、ダニエル・K・イノウエ国際空港は対象に含まれていません。
手持ちのカードが対象かどうかは、上記を目安にしつつカード会社の特典ページで最終確認しておくと安心です。普段の空港ラウンジ特典をどのカードでまかなうか見直したい方は、空港ラウンジが使えるおすすめクレカもあわせてチェックしてみてください。
利用時はラウンジ受付で、対象カードと当日の搭乗券または航空券を提示します。ICチェックインなどで搭乗券が手元にない場合は、搭乗便名・行き先・出発時刻を申告し、当日搭乗が確認できる画面の提示を求められることがあります。
会員本人は無料、同伴者は小人6米ドル・3歳以下無料
カードの空港ラウンジ特典を使う場合、会員本人の利用は無料です。同伴者は、4〜12歳の小人が6米ドル(税込)、3歳以下は無料です。
プライオリティパスの会員証はデジタルでも、カード特典利用時は物理カードが無難
プライオリティパスの会員証は、現在デジタル化が進んでいます。ただし、これはプライオリティパス経由での入場の話です。
カードの空港ラウンジ特典でIASS HAWAII LOUNGEに入る場合は、クレジットカードの現物を持参するのが基本です。三菱UFJニコスは、スマートフォンの画面提示では入場できず、クレジットカード現物の提示が必要と明記しています。
ハワイへ渡航する際は、対象カードを財布に入れて持って行きましょう。
ホノルルのためにプライオリティパス付きカードを作るべきか
ホノルル空港でIASS HAWAII LOUNGEを使うためだけであれば、新しくプライオリティパス付きのカードを作る必要はありません。手持ちのゴールドカード以上で入場できるからです。
手持ちのゴールドカードで入れるなら新規契約は不要
IASS HAWAII LOUNGEは、ゴールドカード以上の空港ラウンジ特典で入場できます。ハワイ旅行が中心で、他の海外空港のラウンジやプライオリティパス対応のレストランをあまり使う予定がないなら、手持ちのカードで足りるケースがほとんどです。
プライオリティパス付きのカードは、多くが年会費の高いプラチナカード以上に付帯します。ホノルルのためだけに年会費を引き上げる必要があるかどうかは、一度立ち止まって考えたいところです。
何度もラウンジを使う人・レストランも使いたい人はプライオリティパス付きカードが向く
一方で、ハワイ以外の海外空港でもラウンジを頻繁に使う方や、プライオリティパス対応のレストランを狙いたい方には、プライオリティパス付きカードの価値が出てきます。同伴者を有利な条件で連れて入りたい場合も同様です。どのカードを選ぶかは、家族カード・同伴者・コスパ別に比較したプライオリティパス付きカードおすすめが参考になります。
ターミナル1の Premier Club と、対応が終了したラウンジ
ターミナル1にあるPremier Clubは、プライオリティパス対応のもう1つの施設です。ただし、日本のカードの空港ラウンジ特典では利用できません。
Premier Club はプライオリティパス専用(カードの空港ラウンジ特典では入れない)
Premier Clubは、ターミナル1のコンコースレベル・A18ゲート付近にあります。営業時間は月〜金曜が05:00〜22:00、土日が06:00〜22:00です。
このラウンジは、プライオリティパス会員またはPremier Club提携プログラムの会員向けで、日本のクレジットカードの空港ラウンジ特典の対象には含まれていません。加えて、ターミナル1は主にハワイの国内線・島間便が発着するエリアで、日本行きの国際線を利用する場合は動線から外れます。
プライオリティパスを持っている場合でも、日本行きの便を利用するならIASS HAWAII LOUNGEの方が現実的な選択肢です。
以前の Plumeria Lounge はプライオリティパス対応を終了
かつてホノルル空港にはPlumeria Loungeというプライオリティパス対応施設がありましたが、2025年にプライオリティパス対応を終了しています。現在、プライオリティパスの公式サイトに掲載されているホノルル空港の施設は、IASS HAWAII LOUNGEとPremier Clubの2施設のみです。
ダニエル・K・イノウエ国際空港のプライオリティパスに関するFAQ
- ホノルル空港でプライオリティパスが使えるラウンジはどこですか?
-
現在、プライオリティパス対応のラウンジはターミナル2のIASS HAWAII LOUNGEとターミナル1のPremier Clubの2施設です。日本行きの国際線はターミナル2から出発するため、実際に使うことになるのはほぼIASS HAWAII LOUNGE一択です。
- プライオリティパスを持っていなくても、手持ちのゴールドカードで入れますか?
-
はい、入れます。IASS HAWAII LOUNGEは、JCBや三井住友カード ゴールド(NL)など、空港ラウンジ特典が付くゴールドカード以上を提示すれば無料で利用できる、プライオリティパス対応ラウンジと同一の施設です。受付で対象カードと当日の搭乗券を提示します。
- ハワイに到着した直後でも、このラウンジは使えますか?
-
使えません。IASS HAWAII LOUNGEは保安検査・出国審査後の制限エリア内にあるため、入国後の到着ロビーからは入れません。利用できるのは、日本へ帰る便に搭乗する前と、他の島へ渡る乗り継ぎ便に搭乗する前の2つのタイミングだけです。
- 同伴者や子どもを連れて行く場合、追加料金はかかりますか?
-
4〜12歳の小人は6米ドル(税込)、3歳以下は無料です。大人の同伴者料金はカード会社の特典ページに明記されていないため、当日ラウンジの受付かカード会社のサポート窓口へ事前に確認しておくと安心です。
- プライオリティパスのデジタル会員証やスマホの画面でも入場できますか?
-
プライオリティパス経由であれば、デジタル会員証での入場に対応しています。ただしカードの空港ラウンジ特典を使う場合は物理カードの提示が基本で、三菱UFJニコスはスマホ画面での入場は不可と明記しています。対象カードは財布に入れて持参してください。
まとめ
ホノルル空港(ダニエル・K・イノウエ国際空港)でプライオリティパスが使えるのは、ターミナル2のIASS HAWAII LOUNGEが中心です。日本行きの国際線はこのターミナルから出発するため、実際に使う場面はほぼこの1施設に絞られます。
このラウンジは、プライオリティパス会員だけでなく、JCBや三井住友カード ゴールド(NL)などゴールドカード以上の空港ラウンジ特典でも入場できます。新しくプライオリティパス付きのカードを作らなくても、手持ちのカードで足りるケースは少なくありません。
利用できるのは、日本へ帰る便または乗り継ぎの国内線に搭乗する直前だけです。保安検査後の制限エリアにあるため到着後は使えません。営業時間は毎日07:30〜18:00なので、夜発の便を使う方は事前に時間を確認しておくと安心です。
ハワイ以外の海外空港でもラウンジやレストランを頻繁に使う方は、プライオリティパス付きカードの検討価値が出てきます。まずは自分の手持ちカードが対象かどうか、特典ページで確認してみてください。

この記事は、株式会社NyamoWorld代表の大村和義(にゃも)が、実際の利用状況・公式情報・最新の制度変更をもとに随時更新しています。
カード特典や条件は変更される可能性があるため、最新情報は必ず公式サイトもあわせてご確認ください。

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