ANAマイルを貯めるのにおすすめクレジットカード|自分のライフスタイルに合った選び方

こんにちは。株式会社NyamoWorld代表の大村です。

ANAマイルを貯めようと思っても、ANAカードだけで一般・ワイドゴールド・ゴールドとグレードがあり、決済効率を重視するならアメックスやマリオットのカードまで候補に入ってきて、結局どれを選べばいいのか迷ってしまうのではないでしょうか。この記事では、ANAマイルが貯められる代表的な5枚を比較しながら、自分の搭乗頻度や決済額に合ったカードの選び方を整理します。

目次

ANAマイルが貯まるおすすめクレジットカード5枚の比較一覧

ANA Boeing 777 旅客機が着陸態勢で飛行

ANAマイルを貯めるカードは、大きく分けるとANAが発行するカードと、決済効率やホテル特典を軸にした汎用カードの2系統があります。多くの人はANAカードを1枚持ち、決済をもっと効率化したい場合や、ANA以外の使い道も視野に入れたい場合に、汎用性の高いカードを組み合わせるという考え方が基本になります。

なお、搭乗ボーナス率50%のANA VISA・JCBプレミアムカードのように、さらに上のグレードもあります。年会費の水準が大きく上がるため、この記事ではよく検討される5枚に絞って比較します。

5枚の比較表(年会費・還元率・移行条件・入会継続ボーナス・ラウンジ)

スクロールできます
カード年会費(税込)通常マイル還元率ANA航空券購入時の還元率搭乗ボーナス率マイル移行条件ポイント有効期限入会・継続ボーナスマイル国内カードラウンジプライオリティ・パス
ANA JCB一般カード2,200円(初年度無料)1.0%(移行手数料5,500円/年)
※無料コースは0.5%
1.5%10%移行上限なしJ-POINT2年(マイル化後36カ月)入会1,000/継続1,000××
ANA VISAワイドゴールドカード15,400円1.0%(移行手数料無料)2.0%25%移行上限の明記なし移行可能ポイントは3年入会2,000/継続2,000
(上級会員期間中は+2,000)
○(同伴者は自己負担)×
ANAアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード34,100円1.0%(移行コース込みで実質無期限)3.0%25%移行上限の明記なし実質無期限入会2,000/継続2,000
(上級会員期間中は+2,000)
○(同伴者1名無料)○(年2回無料)
アメックスゴールドプリファード39,600円1.0%相当
(ANAコース登録に年5,500円が別途必要)
―(ANA提携カードではないため対象外)―(同上)年間40,000マイルまでポイント自体は無期限―(マイル直接付与なし)○(同伴者1名無料)○(年2回無料)
マリオットアメックスプレミアム82,500円実質約1.25%
(60,000ポイントごとに+5,000マイル)
―(ANA提携カードではないため対象外)―(同上)記載なし
(Marriott側に1日あたりの上限あり)
24カ月間活動がないと失効(実質無期限)―(マイル直接付与なし)○(同伴者1名無料)×

つまり、ANAカード3枚はグレードが上がるほど還元率・搭乗ボーナス・入会継続ボーナスが底上げされる一方、アメックスゴールドプリファードとマリオットアメックスプレミアムはANA便への搭乗を前提にせず、決済やホテル利用でマイルを積み上げる設計になっています。

タイプ別の早わかり(どれが自分向きか)

使い方タイプ向いているカード
初めてANAマイルを貯める・
年会費を抑えたい
ANA JCB一般カード
年会費を抑えつつしっかり貯めたいANA VISAワイドゴールドカード
ANAによく乗る・失効を気にせず貯めたいANAアメリカン・エキスプレス・
ゴールド・カード
効率よく決済で貯めたい・
ANA以外にも振りたい
アメックスゴールドプリファード
ホテルも使う・長期で寝かせて交換したいマリオットアメックスプレミアム

ANAマイルを貯めるならANAカードが基本になる理由

ANAマイルを貯めるのにクレジットカードは必須ではありませんが、ANAカードを持つかどうかで貯まるスピードは大きく変わります。

飛行機に乗ると貯まる「搭乗ボーナスマイル」はANAカード会員だけ

ANA便に搭乗すると、区間ごとに決まっている区間基本マイレージが積算されます。ここにANAカード会員だけの特典として、搭乗ボーナスマイルが上乗せされます

搭乗ボーナス率はカードのグレードによって10〜50%まで幅があり、グレードが上がるほど上乗せ分が大きくなります。たとえば搭乗ボーナス率25%のANAカード会員が、区間基本マイレージ984マイルの東京〜沖縄をANA国内線・積算率100%の運賃で搭乗した場合、通常のフライトマイル984マイルに搭乗ボーナス246マイルが加わり、合計1,230マイルが積算されます。ANAカードを持たずに搭乗すると、この上乗せ分は受け取れません

国際線でも同じ仕組みが働くため、区間基本マイレージが大きい長距離路線ほど搭乗ボーナスの上乗せ幅も広がります。東京〜ホノルルの区間基本マイレージは3,831マイルで、ANAによく乗る人ほどANAカードを持つメリットが積み上がっていきます。

ANAカードの有無で同じ便の獲得マイルを比べた図(984マイルと、搭乗ボーナス246マイルが上乗せされた1,230マイル)

ANA航空券や日常の決済でもマイルは積み上がる

ANAカードは、飛行機に乗らない月でもマイルが貯まります。日常の買い物でカードを使うたびにポイントが積算され、それをマイルへ移行できる仕組みになっているためです。

実際、マイルを貯めているカード利用者からは「乗らない月でも気づけばマイルが増えている」という声が多く聞かれます。

さらにANA航空券を購入すると、通常の還元に加えてANA航空券専用のボーナスが重なる仕組みがカードごとに用意されており、ANAに乗る人ほど航空券購入時の還元率も上がっていきます。具体的な還元率はカードによって差があるため、各カードのセクションで確認してください。

ノートパソコンの前でクレジットカードを手にしている、日常のカード決済のイメージ

AMEXか、LCか、
どっちか迷ってる方は⇩

ラグジュアリーカードとアメックスの違いを比較!あなたに最適なステータスカードはどっち?

ANAマイルを貯めるクレジットカードカードの選び方

5枚を比較する前に、まず何を基準に選べばいいのかを整理しておきます。ここでは特定のカード名にはあまり触れず、判断軸そのものを解説します。自分がどの軸を重視するかを先に決めておくと、後の各カードの解説が読みやすくなります。

1.年会費とマイル還元率のバランス

年会費は数千円で始められるものから8万円台まで幅があり、年会費が上がるほど還元率・搭乗ボーナス・付帯サービスも手厚くなる傾向にあります。目安は次のとおりです。

年会費の目安向いている使い方
数千円程度ANAにほとんど乗らない・
まず低コストで試したい
1万円台年に数回ANAに乗る・
移行手数料をかけたくない
3万円台ANA航空券をよく買う・失効を気にせず貯めたい、
または決済額が大きく効率を最優先したい
8万円台ホテルも使い、
長期で大きなポイントを貯めて一気に交換したい

年会費が高いカードほど得というわけではなく、自分の搭乗頻度や決済額に見合ったグレードを選ぶことが重要です。

2.ANA航空券の購入額・搭乗頻度(乗るほどゴールド以上が効く)

搭乗ボーナス率とANA航空券購入時の還元率は、どちらもグレードが上がるほど高くなる設計になっています。ANA航空券をよく買う人・搭乗回数が多い人ほど、上位グレードのカードを持つメリットが大きくなる軸です。逆にANAにあまり乗らないなら、この軸の重要度は下がります。

3.移行手数料と年間移行上限

カードで貯まったポイントをANAマイルへ移行する際、手数料や年間の上限がかかる券種があります。無料で移行できるカードもあれば、年間の移行手数料が必要なカードもあり、さらに移行できるマイル数に年間上限が設けられているカードもあります。「ポイントは無期限だから貯め放題」というわけではなく、移行のコストと上限も含めて確認しておくべき軸です。

4.空港ラウンジ・プライオリティ・パスが要るか

国内の空港カードラウンジやプライオリティ・パスの付帯有無・回数は、カードのグレードによって差があります。出張や旅行で空港を頻繁に利用する人ほど重視したい軸です。各カードの付帯条件は、後述のカードごとのセクションで確認してください。

空港ラウンジの落ち着いた内観イメージ

5.将来ANAの上級会員(SFC)を狙うか

将来的にANAの上級会員(SFC)を目指す場合、ゴールド以上のANAカードを持つことが前提になります。SFC取得の詳細な条件や特典の中身はこの記事では扱いませんが、カード選びに影響する判断軸としてだけ触れておきます。

ANA JCB一般カード

ANAマイル還元は最大1.0%、搭乗ボーナスは10%

ANA JCB一般カードは、200円の利用ごとに1ポイントが貯まる仕組みです。このポイントをマイルへ移行するコースは2つあり、2マイルコースを選べば100円につき1マイル相当(還元率1.0%)まで上げられます。搭乗ボーナス率は10%で、入会ボーナス1,000マイル、継続ボーナス1,000マイルが毎年付与されます。

年会費を抑えて始めたいライト層に向く

本会員年会費は2,200円で、初年度は無料です。ANAにあまり乗らない、まずは低コストでマイルを貯め始めたいというライト層に向いています。

1.0%還元にするには移行手数料がかかる

1.0%還元を実現している2マイルコースには、年5,500円の移行手数料がかかります。この手数料を払わない無料コース(1マイルコース)を選ぶと、還元率は0.5%に半減します。年会費の安さと引き換えに、還元率を上げるには別途コストがかかるのが、このカードの妥協点です。

ANA VISAワイドゴールドカード

ANAマイル還元1.0%・ANA航空券2.0%・搭乗ボーナス25%

ANA VISAワイドゴールドカードは、ポイントをマイルへ移行する2倍コースが手数料無料で使え、100円につき1マイル相当(還元率1.0%)が実現します。ANA航空券を購入した場合の還元率は2.0%、搭乗ボーナス率は25%です。入会ボーナス・継続ボーナスはそれぞれ2,000マイルで、上級会員期間中はさらに2,000マイルが上乗せされます。

年会費を抑えてしっかり貯めたい人に向く

本会員年会費は15,400円です。マイ・ペイすリボに設定したうえで年1回以上リボ払い手数料の支払いがあると、翌年以降の年会費が11,550円に割引されます。

ただしこの割引を受けるには、実際にリボ払い手数料が発生している必要がある点は押さえておきましょう。

国内主要空港のカードラウンジも利用でき、年会費を抑えつつしっかり貯めたい人に向いたバランスの取れた1枚です。

プライオリティ・パスは付かない

ANA VISAワイドゴールドカードにプライオリティ・パスは付帯していません。国内主要空港のカードラウンジは本会員なら無料で利用できますが、同伴者は自己負担です。海外の空港ラウンジも重視するなら、プライオリティ・パスが付帯する上位グレードのカードが候補になります。

ANAアメックスゴールド

ANAアメックスゴールド

ANAアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード(以下、ANAアメックスゴールド)は、ANA航空券をよく購入する人に向けた本命グレードです。

ANA航空券は還元3.0%・搭乗ボーナス25%・ポイント無期限

ANAアメックスゴールドでANA航空券を購入すると、通常のポイント還元にANAグループ利用ボーナス、ANAカードマイルプラスが重なり、合計で100円につき3マイル相当(還元率3.0%)になります。搭乗ボーナス率は25%です。ポイントをマイルへ移行するコースは年会費に含まれているため、追加費用なしで実質無期限にポイントを保持できます。入会ボーナス・継続ボーナスはそれぞれ2,000マイルで、上級会員期間中はさらに2,000マイルが上乗せされます。

ANA航空券を多く買う人・失効させず貯めたい人に向く

ANA航空券を多く購入する人、有効期限を気にせず大きな特典航空券を狙ってじっくり貯めたい人に向いています。

年会費34,100円を回収できるかが分かれ目

本会員年会費は34,100円です。ANA航空券の購入額が少ないと、年会費の差を回収しづらくなります。ゴールド・ダイニング by 招待日和は付帯しない点や、プライオリティ・パスの無料利用が年2回までである点も、申し込み前に押さえておきたいポイントです。

アメリカン・エキスプレス・ゴールド・プリファード・カード

アメックスゴールドプリファードは、ANAカードのようにANA便への搭乗を前提とせず、日常の決済でマイルを効率よく貯めたい人に向いた選択肢です。

アメックスゴールドプリファード

アメックスゴールドプリファード
カード名称アメリカン・エキスプレス・ゴールド・プリファード・カード
通称:アメックスゴールドプリファード
年会費(税込)39,600円
家族カード(税込)2枚まで無料
3枚目以降は19,800円
ポイント付与通常利用:100円=1pt
加盟店利用:100円=3pt
主要特典ゴールドダイニング by 招待日和
ポケットコンシェルジュ
スターバックスオンライン入金キャッシュバック

空港手荷物無料宅配
継続特典フリーステイギフト for ゴールドプリファード:(年間200万円以上の利用が条件)
アメックストラベルオンラインクレジット
旅行傷害保険海外:最高1億円(利用付帯)
国内:最高5000万(利用付帯)
空港ラウンジ国内外提携空港ラウンジ(同伴者も1名無料)
プライオリティパス(年2回無料)
ETCカード年会費:無料
発行手数料:935円(税込)

ANAは1,000P=1,000マイル・ポイント無期限で貯まる

アメックスゴールドプリファードは、通常年間参加費がかかるメンバーシップ・リワード・プラスが無料で自動付帯します。このプラスにより、ポイントには有効期限がなくなります。ANAマイルへの移行は1,000ポイント→1,000マイルで、還元率にして約1.0%相当です。ポイント自体に有効期限がないため、特典航空券に必要な数量に届くまで焦らず貯め続けられます。まとめて移行するときは、後述する年間の移行上限に注意が必要です。

Amazon・Yahoo!など対象加盟店は100円で3ポイント

対象加盟店での利用は、通常の1ポイントにボーナス2ポイントが加算され、100円につき3ポイント貯まります。対象加盟店には、次のようなサービスが含まれます。

3ポイント還元の対象加盟店
  • Amazon(Amazon.co.jp、マーケットプレイス、Kindle本、Amazon Business)
  • Yahoo! JAPAN
  • App Store/Appleのサービス
  • Uber Eats
  • ヨドバシカメラ(石井スポーツ・アートスポーツを含む)
  • JAL公式ウェブサイト
  • 一休.com(国内宿泊のオンライン決済分のみ)
  • HIS公式ウェブサイト
  • アメリカン・エキスプレス・トラベル オンライン

ANAへ移行すると実質約3%相当の還元になりますが、このボーナス還元にはプログラム年度あたり10,000ポイント(50万円の利用分に相当)という上限があります。

決済を1枚に集約して効率よく貯めたい人に向く

ANAだけでなくJALを含む複数の航空会社にも将来振り分けたい人、フリー・ステイ・ギフトやダイニング特典など旅行以外の特典もあわせて使いたい人に向いています。ANAに縛られず、日常決済を1枚に集約する軸で選びたい人向けの1枚です。

ANAマイル移行は年40,000マイルが上限

ポイントに有効期限がないからといって、無制限に貯め放題というわけではありません。ANAへの移行には、メンバーシップ・リワードANAコースへの登録(年5,500円)が別途必要で、年間の移行上限は40,000マイルまでです。移行の申し込みには締め切りがあり、申し込み後の変更・キャンセルはできないため、まとまったポイントを移行するときは余裕をもって手続きすることが大切です。参考までにJALへの移行レートは2,500ポイント→1,000マイルで、ANAのほうが同じポイント数でより多くのマイルに交換できます。移行コースの登録手順や航空会社ごとのレート比較は、アメックスのポイントをANAマイルへ移行する完全ガイドで詳しく解説しています。

Marriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カード

Marriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カード(以下、マリオットアメックスプレミアム)は、ポイントを長期で寝かせて一気にマイルへ交換したい人、ホテルも使いたい人に向いた選択肢です。

マリオットアメックス・プレミアム

マリオットアメックスプレミアム
カード名称Marriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カード
通称:マリオットアメックスプレミアム
国際ブランドAmerican Express
年会費(税込)82,500円
家族カード(税込)1枚目無料
2枚目以降 41,250円
ポイント付与日常利用:100円=3pt
マリオット利用:100円=6pt
付与ステータスマリオット・ゴールドエリート:無条件付与
マリオット・プラチナエリート:年間500万円以上の利用
継続特典無料宿泊特典1泊1室分
条件:年間400万円以上の利用&カード継続
旅行傷害保険海外:最高3,000万円(利用付帯)
国内:最高2,000万円(利用付帯)
空港ラウンジ国内主要空港+ハワイ
(同伴者も1名無料)
ETCカード年会費:永年無料
新規発行手数料:935円(税込)

ANAマイルは実質約1.25%・ポイント無期限で貯めて一気に交換

マリオットアメックスプレミアムは、日常の決済で100円につき3ポイント、マリオット参加ホテルでの決済では100円につき6ポイントが貯まります。ANAへの移行は基本レートが3ポイント→1マイルですが、60,000ポイントごとに5,000ボーナスマイルが上乗せされるため、60,000ポイントをまとめて移行すると25,000マイル相当になり、実質の還元率は約1.25%まで上がります。ポイントは獲得や利用などの活動が24カ月間ないと失効しますが、カードを使い続けている限り実質無期限で、まとめて移行するほど効率が上がる設計です。ANAを含む38の提携航空会社へ移行できます。

ホテルにも泊まる・長期で寝かせて交換する人に向く

ANA・JALを含む複数の航空会社に柔軟に振り分けたい人、マリオット系列のホテルにもよく泊まる人、無料宿泊特典や上級会員のステータスもあわせて活かしたい人に向いています。

年会費82,500円は無料宿泊を使える人が前提

年会費は82,500円です。無料宿泊特典は交換レート75,000ポイントまでのホテル・日程が対象で、年間400万円のカード利用とカードの継続が条件になります。上級会員のプラチナエリートへの昇格には、年間500万円のカード利用が必要です。これらの特典を使い切れないと、年会費の回収は難しくなります。なお、プライオリティ・パスは付帯していません

ANAマイルのカード選びで注意したいこと

移行上限とマイルの有効期限に注意

年間の移行上限があるカードでは、貯めたポイントを一度に大量のマイルへ交換することはできません。ポイント自体を無期限に保有していても、上限を超えた分は翌年以降に持ち越して移行することになります。国内線程度の必要マイル数であれば問題になりにくいですが、海外線のビジネスクラスやファーストクラスを狙う場合、行き先によっては1回の移行上限だけでは足りないこともあります

さらに、ポイントを移行した後のANAマイルには別の注意点があります。ANAマイルの有効期限は、マイル化した月の36カ月後の月末までです。少しずつゆっくり移行していく貯め方だと、先に移行した分のマイルから期限が進んでいくため、使いきれずに失効してしまうリスクもあります

カードのポイントは有効期限なし、マイルは移行した月から36カ月で失効することを示したタイムライン図

年会費を回収できないケース

ANAにほとんど乗らない、年間の決済額が少ないという場合、年会費の高いカードは回収が難しくなります

ANAマイルを貯めることに特化したカードは、その分マイル以外の特典が控えめになっていることもあります。マイルをしっかり貯める使い方をしないのであれば年会費に見合う価値を感じにくく、その場合はANAマイル特化のカードよりも、特典全体のバランスが取れたカードを選んだほうが年会費に見合いやすいでしょう。

自分の搭乗頻度や決済額と照らし合わせて、無理のない年会費のグレードを選ぶことが大切です。

ANA SKYコインへの交換は現在一時停止中

マイルをANA SKYコインに交換する制度自体は通常どおり利用できますが、アメックスのポイントを直接ANA SKYコインへ交換するルートは、2026年7月時点で一時停止しています

再開時期は未定です。

ANAマイルのおすすめカードに関するFAQ

まず年会費無料・低コストで始めたいなら、どのカードがいいですか?

年会費を抑えたいなら、ANA JCB一般カード(年会費2,200円・初年度無料)が候補です。ただし1.0%還元にするには年5,500円の移行手数料が必要で、無料コースだと0.5%にとどまります。ANAにあまり乗らないライト層向けの位置づけのカードです。

ANAマイルを貯めるのに、カードは何枚も必要ですか?

基本は1枚で十分です。搭乗ボーナスやANA航空券還元はANAカード会員だけの特典なので、まず自分の搭乗頻度に合ったグレードのANAカードを1枚選ぶのが基本になります。決済効率をさらに上げたい場合は、決済用の汎用高還元カードを足す2枚持ちも有効です。

ANA JCB・ANA VISA・ANAアメックスなど、ブランドによってスペックは違いますか?

同じグレードであれば、年会費・還元率・搭乗ボーナス率はブランドが違ってもほぼ同等です。異なるのはポイントプログラムの種類やマイル移行コースの手数料額といった細部で、カード選びの大きな決め手にはなりません。

家族のマイルは合算できますか?

ANAカードファミリーマイルを使えば、プライム会員1名とファミリー会員1〜9名、最大10名までマイルを合算できます。対象は日本在住で生計を同一にする配偶者・同性パートナーや一親等以内の家族で、対象カードはANAカードのみです(提携カードは対象外)。

ANAマイルの有効期限はどのくらいですか?

通常のマイル(フライトやANA関連サービス利用で貯まるマイル)は、利用した月の36カ月後の月末が有効期限です。カードのポイントから移行したマイルも基本はこの通常マイルの扱いになるため、計画的に使い切ることが大切です。

まとめ

ANAマイルを効率よく貯めるなら、まずは自分の搭乗頻度と年会費の許容度に合ったANAカードを1枚選ぶことが基本になります。搭乗ボーナスやANA航空券還元はANAカード会員だけの特典で、グレードが上がるほど還元も手厚くなります。

決済をもっと効率化したい人や、ANA以外の使い道も視野に入れたい人は、アメックスゴールドプリファードのような決済用の汎用高還元カードを組み合わせる2枚持ちも選択肢です。ホテル利用が多く、ポイントを長期で寝かせて交換したいなら、マリオットアメックスプレミアムも候補になります。

年会費・移行条件・付帯サービスのどれを重視するかは人によって異なります。

この記事の比較表とタイプ別の早見表を参考に、自分の使い方に近いカードから検討してみてください。

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