SFCの改定のニュースを見ると、予定していた修行を続けるか手持ちのSFCでまだラウンジに入れるのかで迷います。2028年4月からSFCはなくなるのではなく、ANAカードとANA Payの年間決済額でSFC PLUSとSFC LITEに分かれます。年300万円以上のSFC PLUSはこれまでのサービスに毎年5,000マイルが加わります。300万円未満のSFC LITEでもANAグループ便の優先搭乗と羽田・成田・ホノルルの国際線ANAラウンジは使え、国内線のラウンジも混雑時以外は入れます。乗るのがほとんどANAグループの便なら修行を続ける意味は残り、ANA以外のスター アライアンス便のラウンジが目的なら年300万円を払えるかで答えが変わります。ここからは300万円に数える支払いと判定期間を確かめ、自分がどちらの区分を目指すかを見ていきましょう。自分の乗り方に合う区分が分かれば、改定後も迷わずに修行を進めてANAラウンジで出発を待てます。SFC PLUSを狙うなら300万円はANAカードで払うので、まだANAカードを持っていない人は修行で買うANA航空券が100円=3マイル相当で貯まるANAアメックスゴールドから始めると、修行と300万円の支払いを1枚で進められます。

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SFCの改定で2028年4月から変わること

ANAスーパーフライヤーズカード(SFC)の新しい区分は2028年4月1日から始まります。
ANAカードとANA Payの年間決済額が300万円以上の人は「SFC PLUS」、300万円未満の人は「SFC LITE」です。2026年4月に最初の発表があり、9月にその内容が見直されました(ANA公式のお知らせ)。
| 項目 | 従来 (2028年3月31日まで) | 2026年4月の発表 | 2026年9月の発表 (新制度) |
|---|---|---|---|
| SFC PLUSのラウンジ | ○ | ○ | ○ |
| SFC PLUSのマイル特典 | なし | 5,000マイル | 5,000マイル |
| SFC PLUSのスター アライアンスのステイタス | ゴールド | ゴールド | ゴールド |
| SFC LITEのラウンジ | ○ | × | △(国際線は利用可/ 国内線は混雑時を除き利用可) |
| SFC LITEのマイル特典 | なし | × | × |
| SFC LITEのスター アライアンスのステイタス | ゴールド | シルバー | シルバー |
2028年4月から適用されるのは右端の2026年9月発表の新制度です。SFC LITEでラウンジがまったく使えなくなるのは4月の発表の内容で、9月の見直しで一部が使えるようになりました。
SFC PLUSを狙うなら300万円を払うカードはANAカードから選びます。まだANAカードを持っていない人には、修行で買うANA航空券が100円=3マイル相当で貯まるANAアメックスゴールドが合います。
年間決済額300万円でSFC PLUSとSFC LITEに分かれる
どちらの区分になるかはANAカードとANA Payの1年間の決済額だけで決まります。300万円を12か月で割ると月25万円です。
300万円に届かなくてもSFCを失うわけではありません。退会扱いにはならず翌年度がSFC LITEになるだけです。
区分は毎年決め直します。ある年にSFC LITEになっても次の1年で300万円を払えば、その翌年度はSFC PLUSに戻ります。
SFC PLUSは従来のサービスに5,000マイルが加わる
年300万円以上払うSFC PLUSはこれまでのSFCと同じサービスを受けたうえで、毎年5,000マイルが加わります。
- ANAラウンジは事前予約なしで使える
- スター アライアンス・ゴールドのステイタスを保てる
- 区分が決まったあと毎年4月〜5月を目途に5,000マイルが入る
SFC LITEはスター アライアンス・シルバー扱いになる
SFC LITEで一番大きく変わるのはANA以外のスター アライアンス加盟航空会社に乗るときの扱いです。
SFC LITEはスター アライアンス・シルバー扱いになり、ユナイテッド航空やルフトハンザ ドイツ航空などの便では、次のサービスが原則として対象外になります。
- ラウンジの利用
- 優先チェックイン
- 優先搭乗
- 手荷物の優先受け取り

海外へ行くときにANA以外のスター アライアンス便へよく乗る人ほど、SFC LITEで失うものが大きくなります。
SFC LITEのラウンジは国際線3空港と混雑時以外の国内線
SFC LITEでもANAラウンジにはまだ入れます。ただし使える空港と時期に条件が付きます。
| 路線 | SFC LITEで使えるラウンジ | 条件 |
|---|---|---|
| 国際線 | 羽田・成田・ホノルルの ANAラウンジ | ANAグループ運航便に乗るとき |
| 国内線 | ANAラウンジ・共用ラウンジ | 混雑時を除く |
国内線の混雑時とは、年末年始やゴールデンウィークなどの大型連休・出発便が集中する期間や時間帯のことです。こうした時期は利用できない場合があります。
旅行や帰省で空港が混み合うときほどラウンジで座って待ちたい人には、物足りない内容です。
国内線のANAラウンジにはSFC LITE会員向けの事前予約の仕組みが入ります。
- 予約や空き状況はANAウェブサイトのフライト予約・発券・予約確認の画面から確認できるようになる予定
- 電話では予約も空き状況の確認もできない
- 予約方法の詳細は2027年度中に案内される予定
SFC PLUSなら予約なしで入れます。
ANAグループ便の優先搭乗や手荷物の優先はSFC LITEでも残る

ANAグループが運航する便に乗るときは、手荷物受取の優先や優先搭乗などの空港サービスをSFC LITEでも受けられます。
| サービス | ANAグループ運航便 | ANA以外の スター アライアンス便 |
|---|---|---|
| 優先搭乗・手荷物の優先 | ○ | 原則として対象外 |
| ラウンジ | 国際線は羽田・成田・ホノルル 国内線は混雑時以外 | 原則として対象外 |
乗るのがほとんどANAグループの便という人ほどSFC LITEでも手元に残るものが多くなります。
2026年4月の発表から9月に見直された点
9月の見直しで変わった点と変わっていない点は次のとおりです。
- 変わった点:SFC LITEでも国際線の3空港と国内線(混雑時を除く)のラウンジが使えるようになった
- 変わっていない点:年300万円で2つに分ける仕組みとSFC LITEのスター アライアンス・シルバー扱い
ANAは改定の理由として、利用者が増えたことでラウンジの混雑など一部のサービスで快適さを保ちにくい場面が出ていることを挙げています。9月の見直しはラウンジの利用について利用者の声が多かったことを受けたものです。
混雑への対策として羽田空港では2027年度にラウンジの拡張が予定されています。ANAは2026年10月時点で新たに決まっている変更はないとしたうえで、今後見直す場合は十分な周知期間を設けて案内するとしています。
SFCの判定スケジュールと年300万円の数え方
300万円に届くかどうかは、いつからいつまでのどの支払いを数えるかで見通しが変わります。
最初の判定期間は2026年12月16日から2027年12月15日
2028年4月からの区分は2026年12月16日から始まる1年間の決済額で決まります。

| 時期 | 内容 |
|---|---|
| 2026年12月1日 | 新しいANAスーパーフライヤーズ会則の 適用開始 |
| 2026年12月16日〜 2027年12月15日 | 最初の判定期間 |
| 2028年3月頃 | 翌年度の区分をメールで連絡(予定) |
| 2028年4月1日 | 新しい区分でサービス開始 |
| 以後毎年 | 12月16日〜翌年12月15日の決済額で、 翌年度4月からの区分を決定 |
すでにSFCを持っている人は2026年12月16日までに、どのカードへ支払いを集めるかを決めておきましょう。
数えるのはANAカードとANA Payの決済だけ
300万円に数えるのは、券面に「ANA CARD」と書かれた日本国内発行のANAカードとANA Payの決済です。

次のカードの利用は数えません。
- ANAカード(法人用)
- 海外で発行されたANAカード
- ANAカード以外のクレジットカード(アメックスプラチナ、セゾンプラチナビジネスアメックスなど)
ANAアメックスゴールドのようなアメックス発行のANAカードはANAカードなので数えます。
ANAカードを2枚以上持っている場合はマイル口座が統合されていれば、すべてのANAカードの利用分が合算されます。
税金・積立投資・家族カードの利用分も数える
300万円に入るのは航空券や日常の買い物だけではありません。
- 公共料金・スーパー・飲食店・日用品などの日常の支払い
- 税金の支払い
- 積立投資
- ANA Pay以外のQR決済へのチャージ
- 家族カードの利用分(本会員の分に合算)
電子マネー・ANA Payへのチャージ・年会費は数えない
ANAカードで払っても次の支払いは300万円に数えません。
- カードに付いている電子マネー(楽天Edy・PASMO・Suica・nimocaなど)の利用分
- ANAカードからANA Payへのチャージ(本会員・家族会員とも)
- 年会費・各種手数料
- ANA銀聯カードの利用分
ANA Payへのチャージは数えませんが、ANA Payで支払った分は数えます。ANAカードからチャージしてANA Payで払っても二重には数えられません。
途中でカードのブランドを変えると変更前のカードの利用分は原則として数えません。ただしJCB・三井住友カード・ダイナースクラブのANAカードから変える場合は、マイル口座が統合されていれば変更前の分も数えます。カードの紛失・切り替え・再発行でお客様番号やカード番号が変わった場合も対象外になることがあります。
アメックスのANAカードは扱いが違うため後半の注意点で詳しく見ていきましょう。
12月15日までにカード会社へデータが届いた分で区切る
判定期間の区切りは買い物をした日でも引き落としの日でもありません。12月15日までに加盟店からカード会社へ決済データが届いた分までです。
12月15日に買い物をしてもデータが届いたのが12月16日なら、翌年度の判定に入ります。払い戻しも同じで、データが期間内に届くとその期間の決済額から差し引かれます。
- 例:2026年12月15日以前の買い物を2027年1月1日に払い戻すと、2026年12月16日〜2027年12月15日の決済額から差し引かれる
300万円ぎりぎりを狙う年は12月に入ってからの大きな買い物を当てにせず、余裕をもって届かせておくと安心です。
これからSFCを狙う人でまだANAカードを持っていないなら、300万円を払うカードもANAカードから選ぶことになります。ANAアメックスゴールドは修行で買うANA航空券が100円=3マイル相当で貯まります。SFCを取ったあとは年会費が同じ42,900円(税込)のANAアメックス・スーパーフライヤーズ・ゴールドへお客様番号を変えずに切り替えられます。
すでにSFCやANAカードを持っている人は、手持ちのカードで足りるかを「年300万円を払うANAカードの選び方」で確かめてみてください。
今からSFCを狙う意味がある人・やめた方がいい人
改定後にSFCを狙うかどうかは、乗る航空会社とANAカード・ANA Payで払える額で分かれます。

| あなたの状況 | SFCを狙う意味 |
|---|---|
| ANAグループ便によく乗り、 ANAカード・ANA Payで 年300万円を払える | SFC PLUSを狙う意味がある |
| 乗るのはほぼANAグループ便で、 優先搭乗と国内線ラウンジ (混雑時以外)で足りる | SFC LITEでも意味がある |
| ANA以外のスター アライアンス便の ラウンジが目的で、 年300万円は払えない | やめた方がいい |
まずは新しく入会した人がどちらの区分から始まるのかを確かめておきましょう。
新規入会はSFC LITEから始まる
これからSFCに入会する人はANAグループ運航便の搭乗で100万ライフタイムマイルに到達している人を除き、一律でSFC LITEから始まります。ANAカードからSFCへ切り替える場合も新規入会の扱いです。
区分は入会日が含まれる期間(12月16日〜翌年12月15日)のANAカード・ANA Payの決済額で、次の年度から決まります。

ただしプラチナなどのプレミアムステイタスの有効期間中は、そのステイタスのサービスもあわせて使えます。プラチナはスター アライアンス・ゴールドに当たるため、プラチナが続いている間はSFC LITEでもゴールドのサービスを受けられます。
SFC LITEとの差を実感するのはプラチナの有効期間が終わってからです。
SFCの申し込み条件はプラチナ以上のまま
300万円を払っても、修行をしないでSFCを持つことはできません。
SFCに申し込めるのは次のどちらかに当てはまる人だけで、この条件は新制度でも変わりません(ANA公式のSFCの案内)。
- 「プラチナサービス」「ダイヤモンドサービス」のメンバー(事前サービスを含む)
- ANAグループ運航便の搭乗で100万ライフタイムマイルに到達した人
年300万円は入会したあとの区分を決める条件です。プラチナになる方法は2つあり、どちらも飛行機に乗る必要があります。
| プラチナの獲得方法 | 条件(1月〜12月の1年間) |
|---|---|
| 飛行機のみ | プレミアムポイント50,000 (うちANAグループ運航便25,000) |
| 飛行機+ ライフソリューションサービス | ANAグループ運航便の プレミアムポイント30,000、 ライフソリューションサービス 7サービス以上、 ANAカード・ANA Payの決済額 400万円のすべて |

プレミアムポイントはANAグループ運航便やスター アライアンス加盟航空会社の便などに乗ったときにしか貯まらず、翌年に持ち越せません。マイルとは別物でマイルから交換することもできません。
12月末より前に必要なプレミアムポイントを貯めると、翌年3月末まで「プレミアムメンバー事前サービス」が使えます。この期間もSFCに申し込めます。ライフソリューションサービスを使った方法でプラチナになった場合は事前サービスの対象外です。
プレミアムポイントとマイルの違いはANAマイレージクラブとは?1マイルの価値と、乗らなくても貯まる仕組みで詳しく紹介しています。
ANAによく乗り年300万円をANAカードで払える人は狙う意味がある
ANAグループ便に年に何度も乗り、生活費や税金をANAカードとANA Payに集めて年300万円に届く人はSFCを狙う意味があります。
SFC PLUSならラウンジは予約なしで使え、スター アライアンス・ゴールドも保てます。そのうえで毎年5,000マイルが入ります。
300万円は月25万円のペースです。前述のとおり税金・積立投資・家族カードの利用分も数えます。まずは自分の1年間の支払いのうちどれだけをANAカードに集められるかを数えてみましょう。SFCの8券種からどれを選ぶかはSFCカードのおすすめと選び方で比べています。
ANAグループ便と国内線ラウンジが中心ならSFC LITEでも意味がある
300万円を払えなくてもSFCが無意味になるわけではありません。
乗るのがほとんどANAグループの便で、次のサービスで足りる人はSFC LITEでも残るものがあります。
- ANAグループ便の優先搭乗・手荷物の優先
- 羽田・成田・ホノルルの国際線ANAラウンジ(ANAグループ運航便に乗るとき)
- 混雑時以外の国内線ANAラウンジ
反対に年末年始や大型連休にしか飛行機に乗らない人は、SFC LITEで国内線のラウンジを使える場面がどれだけあるかを考えてから決めましょう。
他社便のラウンジが目的で300万円を払えない人はやめた方がいい
ユナイテッド航空などANA以外のスター アライアンス便で、ゴールドのラウンジや優先サービスを使いたくてSFCを取ろうとしていた人は注意が必要です。
ANAカードとANA Payで年300万円を払えなければSFC LITEになり、こうした他社便でのラウンジや優先サービスは原則として対象外になります。修行で手間とお金をかけても目的のサービスが使えません。
空港ラウンジが目当てなら、修行をしなくてもカードを持つだけで世界の空港ラウンジに入れるプライオリティパス付きのカードがあります。
マイルを貯めることが目的なら、修行よりも生活の動線上でマイルが貯まるカードを選ぶ方が向いています。カードの選び方はANAマイルを貯めるのにおすすめクレジットカードで紹介しています。飛行機にほとんど乗らずに支払いでマイルを貯める方法は陸マイラーのクレジットカードの選び方で解説しています。
年300万円を払うANAカードの選び方
300万円に数えるのはANAカードとANA Payだけです。SFC PLUSを狙うなら支払いを集めるカードはANAカードから選びます。
すでにSFCを持っている人は手持ちのSFCカードと家族カードに集める
すでにSFCを持っている人は新しくカードを作る必要はありません。SFCそのものがANAカードなので、SFCの本会員カードと家族カードに支払いを集めれば300万円に数えます。家族カードの利用分は本会員の分に合算されます。
SFCは1人1枚までです。ほかにもANAカードを持っているならマイル口座を統合しておけば、そのカードの利用分も合算されます。
前述のとおり判定期間の途中でブランドを変えたりカードを再発行したりすると、変更前の利用分が数えられない場合があります。2026年12月16日からの1年間は手持ちのカードのまま支払いを集めるのが無難です。
これから作るならANAアメックスゴールド
まだANAカードを持っていない人にはANAアメックスゴールドが合います。修行中の航空券代でマイルが貯まり、SFCを取ったあとも同じ年会費のまま切り替えられるためです。
| 項目 | ANAアメックスゴールド |
|---|---|
| 年会費(税込) | 42,900円 |
| 通常の買い物 | 100円=1ポイント (1,000ポイント=1,000マイル) |
| ANAグループでの利用 | 100円=2ポイント |
| ANA航空券の購入 | 100円=3マイル相当 |
| フライトボーナスマイル | 25% |
| ポイントの移行手数料・ 有効期限 | 移行手数料なし・実質無期限 |
| 利用ボーナスマイル (2027年1月開始) | 1月〜12月の利用400万円以上で 15,000マイル |
通常の買い物だけで300万円を払うと30,000ポイント=30,000マイルになります。修行で買うANA航空券は100円=3マイル相当で貯まり、ANAグループ便に乗るたびにフライトボーナスマイル25%も加わります。
SFCを取ったあとは年会費が同じ42,900円(税込)のANAアメックス・スーパーフライヤーズ・ゴールドへ切り替えられます。同じブランドのANAカードからの切り替えなのでANAマイレージクラブのお客様番号は変わりません。
利用ボーナスマイルの集計は1月〜12月で、SFCの判定期間(12月16日〜翌年12月15日)とは区切りが違う点に注意しましょう。
ひとつ注意したいのはANAアメックスゴールドだけでは国内線のANAラウンジは使えないことです。羽田空港第2ターミナルの国際線出国エリアにある「POWER LOUNGE PREMIUM」には無料で回数の制限なく入れますが、ANAラウンジとは別のラウンジです。
アメックスのカードごとに使える空港ラウンジはアメックスの空港ラウンジ特典で紹介しています。
入会キャンペーンの利用額も12月16日以降なら300万円に数える
ANAアメックスゴールドの入会キャンペーンの条件を満たすための支払いはSFCの判定にも使えます。
2026年11月4日申込分までのキャンペーンでは入会後3か月以内の利用額に応じて特典が段階的に増えます。
| 入会後3か月以内の 累計利用額 | ボーナスポイント | ボーナスマイル |
|---|---|---|
| 75万円以上 | 23,000ポイント | 11,000マイル |
| 150万円以上 | 63,000ポイント | 12,000マイル |
| 200万円以上 | 93,000ポイント | 13,000マイル |
200万円以上使った場合は入会ボーナス2,000マイルと通常のポイント20,000ポイントを合わせて、合計128,000マイル相当になります。
キャンペーン中の利用もANAカードの決済です。2026年12月16日以降にカード会社へデータが届いた分は最初の判定期間の300万円にも入ります。12月15日以前に届いた分は最初の判定期間には入りません。
キャンペーンの利用額はカードの承認日から3か月、明細上の利用日で数えます。SFCの判定はデータが届いた日で区切るため、同じ支払いでも数え方の基準が違います。
修行の途中でSFCに切り替える人はタイミングに気をつけましょう。特典が加算される前や初回の年会費を払う前にカードを切り替えたり退会したりすると、キャンペーンの特典は対象外になります。ボーナスマイルが入るのは2027年6月末頃で、有効期限は積算月から12か月後の末日です。
利用額に入る支払い・入らない支払いや対象外になる人はANAアメックスゴールドの入会キャンペーン(2026年11月4日申込分まで)でまとめています。
キャンペーンの特典を目当てにカードを作ることはおすすめしませんが、年会費のかかるANAカードを1年試してみるかどうか迷っているなら背中を押す材料になります。
申し込む前にマイ友プログラムに登録する
ANAカードを初めて作るなら申し込む前にマイ友プログラムに登録しておきましょう。マイ友プログラムはANAの紹介制度です。紹介を受けてANAカードに入会すると、入会する人にも通常の入会ボーナスマイルとは別にマイルが入ります。
手続きの順番は決まっています。
- 紹介者から受け取った登録用URLで登録する
- 登録日から3か月以内に対象のANAカードに入会する

入会したあとに登録しても対象外です。入会方法はオンラインでも紙の申込書でも構いません。
入会する人に入るマイルはカードの区分で決まります。ANAゴールドカードの区分なら入会する人に2,000マイルです。ANAアメックスゴールドはANAカードの区分ではゴールドに当たります。
マイ友プログラムには使える機会が限られるという特徴があります。
- すでにANAカードを持っている人の2枚目は対象外(券種やブランドが違っても対象外)
- SFCへの入会は入会する人の側では対象外
- 家族カード・法人用カードも対象外
つまり修行を始める前に作る最初の1枚がマイ友プログラムを使える機会になります。SFCを取ってからでは使えません。マイルはカードが届いてから約10日後までに入ります。紹介者への頼み方やもらえるマイル数の内訳はマイ友プログラムの使い方で確認できます。

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年会費を抑えるならANA VISAワイドゴールドでも300万円に数える
ANAカードであればどの券種でも300万円に数えます。年会費を抑えたいならANA VISAワイドゴールドも選択肢です。
| 項目 | ANAアメックスゴールド | ANA VISAワイドゴールド |
|---|---|---|
| 年会費(税込) | 42,900円 | 15,400円 |
| 通常の買い物 | 100円=1マイル | 100円=1マイル |
| ANA航空券の購入 | 100円=3マイル相当 | 100円=2マイル相当 |
| フライトボーナスマイル | 25% | 25% |
| プライオリティパス | 年2回まで無料 | 付帯なし |
通常の買い物で貯まるマイルとフライトボーナスマイルは同じです。差が出るのはANA航空券を買うときのマイルと、プライオリティパスなどの空港ラウンジの特典です。
修行でANA航空券を多く買い、海外の空港ラウンジも使いたいならANAアメックスゴールド、年会費を優先するならANA VISAワイドゴールドという選び方になります。
2枚の違いはANAアメックスゴールドとANA VISAワイドゴールドの比較で詳しく紹介しています。
アメックスのANAカードで300万円を目指すときの注意点
ANAアメックスゴールドなどアメックスが発行するANAカードで300万円を目指す場合は、ほかのブランドのANAカードと決済額の扱いが違う点があります。

ANAへの反映は年1回の2月中旬頃
アメックスのANAカードの決済額は年に1回、2月中旬頃にANAへ反映されます。ほかのブランドのANAカードと一緒に持っている場合もアメックスが含まれていれば、合算した決済額の反映は2月中旬頃です。
そのため判定期間の途中でANAウェブサイトの「ご利用実績照会」を見ても、アメックスの分は出てきません。300万円にどこまで近づいたかはアメックスの利用明細で自分で数える必要があります。
毎月の利用額をメモしておくか、月25万円のペースで使えているかを明細で確かめる習慣をつけておくと安心です。
反映前に解約やブランド変更をすると数えられない
アメックスはANAとの連携が年1回です。連携のときにすでに退会しているとその年の決済額は反映されません。反映前にほかのブランドへ変更した場合もアメックスでの利用分は対象外になります。
| 場面 | アメックスのANAカード | JCB・三井住友カード・ ダイナースクラブのANAカード |
|---|---|---|
| 退会した場合 | 連携時に退会していると 反映されない | 退会後もデータが連携され、 期間内に届いた分は対象 |
| ほかのブランドへ 変更した場合 | 反映前に変更すると対象外 | マイル口座が統合されていれば 変更前の分も対象 |
| 再発行・ 同じブランド内の切り替え | お客様番号が変わると 旧カードの分が含まれない 場合がある | 番号が変わっても 変更前の分も対象 |
アメックスのANAカードをやめたり、別のブランドのANAカードへ移ったりする予定があるなら、前の判定期間の分が反映される2月中旬より後に手続きしましょう。手続きをした判定期間にアメックスで払った分は次の2月の連携時にはすでに退会しているため数えられません。
SFCへ切り替えてもANAマイレージクラブのお客様番号は変わらない
ANAアメックスゴールドからANAアメックス・スーパーフライヤーズ・ゴールドへ切り替える場合、ANAマイレージクラブのお客様番号は変わらず、カード番号の下4桁だけが変わります。
判定期間の途中で切り替えるなら、切り替え前後の決済額の扱いと手続きの時期をアメックスに確認してから進めると確実です。
税金・公共料金は300万円に数えるがポイントは半分になる
税金で300万円を埋めようと考えている人はポイントの付き方に注意が必要です。ANA側では税金も300万円に数えますが、ANAアメックスゴールドのポイントは通常より少なくなります。
- 電気・ガス・水道・国税・地方税・公金などは200円=1ポイント(通常の半分)
- 国税は1月〜12月の合計300万円を超えた分にはポイントが付かない(地方税はこの上限の対象外)
- 決済サービスへのチャージはポイント加算の対象外
ANAアメックスゴールドで税金を払うこと自体はでき、ポイントも付きます。たとえば300万円のうち100万円が税金なら、200万円分の20,000ポイントと税金100万円分の5,000ポイントで合計25,000ポイントです。
ANA Pay以外のQR決済へのチャージも300万円には数えますが、ANAアメックスゴールドでは決済サービスへのチャージにポイントが付きません。300万円に届かせることとマイルを多く貯めることは別の話として考えておきましょう。
SFCを狙わない人・SFC LITEにする人のカード選び
SFC LITEで失うものの中心はANA以外のスター アライアンス便でのラウンジと優先サービスです。
海外の空港ラウンジはステイタスがなくても、プライオリティパス付きのカードを持っていれば使えます。タイのスワンナプーム空港でプライオリティパスを使ってラウンジに入ったときは現地の料理を食べ、予約なしでシャワーも使ってから帰国便に乗れました。
SFCを狙わない人やSFC LITEで割り切る人に合うカードは、使い方によって次の3枚に分かれます。
海外の空港ラウンジを回数を気にせず使うならセゾンプラチナビジネスアメックス
一人で海外へ行くことが多く、空港ラウンジを回数を気にせず使いたい人にはセゾンプラチナビジネスアメックスが合います。
プライオリティパスの最上位の「プレステージ会員」(通常の年会費469米ドル)が付き、利用回数に制限がありません。年会費は初年度無料で2年目以降は33,000円(税込)です。ビジネスカードですが会社員も申し込めます。

セゾンプラチナビジネスアメックスのプライオリティパスは空港ラウンジに加えてレストランなども使えます。日本国内の施設では出発3時間以内の搭乗券が必要です。
注意したいのは次の点です。
- 同伴者は1名35米ドルかかる
- 家族カード・追加カードではプライオリティパスを登録できない
- ANAマイルへは200ポイント=600マイルで、ANAマイルを貯める用途には向かない
ANAマイルはANAカードで貯め、空港ラウンジはセゾンプラチナビジネスアメックスで使うという分け方がしやすいカードです。

★ 入会キャンペーン Amazonギフトカード12,000円分
プライオリティパスの使い方はセゾンプラチナビジネスアメックスのプライオリティパスの使い方で詳しく紹介しています。
同伴者も無料で使いたいならアメックスプラチナ
家族や同行者と一緒に空港ラウンジに入りたい人にはアメックスプラチナが合います。
プライオリティパスは利用回数に制限がなく、同伴者1名まで無料です。アメックスプラチナの家族カードは4枚まで年会費無料で、家族カード会員もプライオリティパスを使えます(別途申し込みが必要)。アメックス付帯のプライオリティパスで使えるのは空港ラウンジだけで、日本国内では国際線の出発ラウンジが対象です。
羽田空港第3ターミナル(国際線)のセンチュリオン・ラウンジにも入れます。基本カード会員・家族カード会員それぞれ同伴者1名まで無料です。センチュリオン・ラウンジで朝食を取ったときは目の前で握ってもらえるおにぎりや焼きたてのオムレツが並び、ラウンジ食というよりホテルのビュッフェに近い満足感でした。
ANAマイルへの移行に使う「メンバーシップ・リワードANAコース」(通常の年間参加費5,500円)もプラチナ会員は無料です。年会費は165,000円(税込)です。

★ 入会キャンペーン 最大225,000ポイント
プライオリティパスの条件はアメックスのプライオリティパス解説で紹介しています。
ラウンジは年2回で足りてホテル特典も欲しいならアメックスゴールドプリファード
海外へ行くのは年に数回で、空港ラウンジだけでなくホテルの特典も欲しい人にはアメックスゴールドプリファードが合います。
プライオリティパスは年2回まで無料で、3回目以降は1回35米ドルです。同伴者は1名目から35米ドルかかります。家族カード会員もそれぞれ年2回まで無料で使えます。

カードを継続し1年間の利用額が200万円(税込)以上になると、フリー・ステイ・ギフトで国内の対象ホテルに1泊2名分無料で泊まれます。家族カードの利用分も合算されます。
ANAマイルへは「メンバーシップ・リワードANAコース」(年間参加費5,500円)に登録すると移行でき、1月〜12月で40,000マイルが移行の上限です。年会費は39,600円(税込)です。

★ 入会キャンペーン 最大120,000ポイント
ANAに乗る回数でANAアメックスゴールドと比べたい人はANAアメックスゴールドとアメックスゴールドプリファードの違いで判断の目安を紹介しています。
プライオリティパス付きのカードをもっと広く比べたい人はプライオリティパス付きカードおすすめ比較も参考にしてみてください。
SFCの改定に関するFAQ
- SFC LITEになると、ANAラウンジは使えなくなるんですか?
-
いいえ、まったく使えなくなるわけではありません。2026年9月の見直しでSFC LITEでもANAグループ運航便に乗るときは羽田・成田・ホノルルの国際線ANAラウンジを使え、国内線も混雑時を除いて利用できます。国内線にはSFC LITE向けの事前予約の仕組みが入り、予約方法は2027年度中に案内される予定です。SFC PLUSは予約不要です。
- 自分がSFC PLUSとSFC LITEのどちらになるかは、いつわかりますか?
-
2028年4月からの区分は2026年12月16日〜2027年12月15日の決済額で決まり、2028年3月頃にメールで連絡される予定です。途中経過はANAウェブサイトの「ご利用実績照会」で確認できます。ただしアメックスのANAカードはANAへの反映が年1回(2月中旬頃)のため、期中はカードの利用明細で自分で数えます。
- 100万ライフタイムマイルに到達している人も、年300万円の決済が必要ですか?
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いいえ。ANAグループ運航便の搭乗で100万ライフタイムマイルに到達している人は、決済額にかかわらずSFC PLUSになります。ただしSFC PLUSの5,000マイルがもらえるのは、ANAカードとANA Payの年間決済額が300万円以上の場合だけです。
- 2026年4月の発表を見てSFCを退会しました。再入会はできますか?
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条件を満たせば再入会を申し込めます。2026年4月23日〜9月29日に、4月発表の制度改定を理由に退会した人は、2027年3月31日送信分まで専用のWebフォームから申し込めます。入会時には年会費がかかり、カード番号とお客様番号は新しく発行されます。
- SFC PLUSの5,000マイルとカード継続ボーナスマイルは、両方もらえますか?
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はい、両方もらえます。ANAカードの継続ボーナスマイル(券種により2,000マイルまたは10,000マイル)は、SFC PLUSの5,000マイルとは別に引き続き進呈されます。5,000マイルは区分が決まったあとの毎年4月〜5月を目途に本会員のマイル口座へ入ります。家族会員は対象外です。
まとめ
2028年4月からのSFCはANAカードとANA Payで年300万円を払うかどうかで、SFC PLUSとSFC LITEに分かれます。最初の判定は2026年12月16日から始まる1年間の決済額です。
| あなたの状況 | 次に決めること |
|---|---|
| すでにSFCを持っている | 12月16日から支払いを集めるANAカード |
| これからSFCを狙い、 ANAカードがない | マイ友プログラムに登録してから 申し込むANAアメックスゴールド |
| 他社便のラウンジが目的で、 300万円は払えない | 空港ラウンジ用の プライオリティパス付きカード |
SFC LITEになってもANAグループ便の優先搭乗・手荷物の優先・混雑時以外の国内線ラウンジは残ります。失うものの中心はANA以外のスター アライアンス便での特典なので、どの航空会社によく乗るかを基準に考えると決めやすくなります。
まずは1年間の支払いのうちANAカードに集められる額を数えてみてください。月25万円のペースに届くかどうかがSFC PLUSを狙えるかの目安になります。
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